履歴書を書く時の注意点
続けて、パソコンで作成してよいのか、封筒に入れるのかどうか、誤字を見つけたときはどうするかなど、履歴書を書く時に迷ってしまう3つの留意点をご紹介します。
指定がなければ手書きでもパソコンでもOK
インターンシップ先の会社から指定がなければ、手書きでもパソコンでも問題ありません。指定がなければ、保存する、修正・加筆するという観点から、パソコンで書くことをおすすめします。最近では、インターンシップの履歴書をWebで提出する会社も増えてきています。Web提出の場合は、証明写真のデータを取っておく必要があるので、写真撮影前に履歴書提出の形式を確認しておきましょう。
封筒に入れるとていねい
郵送の場合でも、手渡しの場合でも、履歴書は封筒に入れるようにしましょう。履歴書は折らずに封筒に入れるのが一般的なマナーとなっているので、封筒サイズは角形A4号か角形2号がいいでしょう。また、封筒の色はきちんとした印象を与える「白」がおすすめです。さらに、封筒が濡れたときなどを想定して、クリアファイルに入れておくとよりていねいです。
誤字があったときは書き直すのがベター
履歴書を手書きで作成する場合は、間違えてしまったり、見返したときに誤字を見つけることがあるでしょう。そんなときは、新しく書き直すのがベターです。提出期限直前で、書き直している余裕がない場合のみ、間違えた部分に二重線を引いて、訂正印を押すようにします。修正液や修正テープは使わないようにしましょう。
自己PRと志望動機を書く時のポイント
最後は、履歴書の自己PRと志望動機を書く際の3つのポイントをご紹介します。結論を先に伝えて、具体的な経験を書くことで、結論の理由・根拠を示しましょう。そして、企業研究を徹底的にすることをおすすめします。
結論から書くこと
自己PRも志望動機も、結論から書くことが大切です。会社では、短時間で分かりやすく物事を伝えるために、結論を最初に述べるのが一般的です。また、話の最初と最後が記憶に残りやすいものです。つまり、相手の印象に残るためには、最初と最後に一番伝えたいことを持ってくるのが効果的なのです。
【書き出し例】
自己PR ：私は～の知識が豊富で…のスキルも使うことができます。
志望動機：私が貴社を志望した理由は～だからです。
結論から書くことで、採用担当者の印象に残りやすくなりますし、自分の中でも伝えたいことがクリアになってきます。
具体的な経験を書くこと
結論を書いた後は、その結論を補強するための理由や根拠を書きます。例えば、自分のスキルを結論として述べたのであれば、そのスキルが具体的に生きた学生時代のエピソードを簡潔に書きましょう。このエピソードがオリジナリティになります。
志望動機を書く時は、具体的な経験の中に、インターンシップを希望する企業のことを入れるようにしましょう。そうすることで、「企業のことや業界のことを調べている」と感じてもらうことができます。
企業研究をきちんとしてから書くこと
自己PRと志望動機は、自己分析が非常に大切ですが、企業研究も同じくらい大切です。特に志望動機は、「自分の興味関心」と「企業の活動内容」をどのようにつなぎ合わせるかが大切なポイントとなります。
企業研究の方法は、インターネットで情報を集める以外にも、OB・OG訪問をする、実際に企業のサービスを活用する、会社説明会に参加することなどが考えられます。また、同じ業界でも、どうしてその企業を志望したのかを明確にするために、業界研究も一緒に行いましょう。
まとめ
インターンシップで初めて履歴書を書くという人もいるでしょう。だからこそ、事前に調べて万全の準備をして書くことをおすすめします。履歴書で良い印象を与えることができなければ、面接を受けることはできませんし、インターンシップに参加することもできません。就職活動の前に自己分析を深められる良い機会ですので、就職活動本番と同じ気持ちで作成することをおすすめします。
参考
インターンシップに関する調査 インターンシップに関する調査 ｜キャリタス就活2020
インターンシップで企業に提出する「履歴書」の書き方のマナーとポイント｜リクナビ就活準備ガイド
インターン履歴書の書き方！基本マナーからポイントまとめ｜ゼロワンインターン
履歴書の修正方法とは？そもそも修正はOK？｜マイナビジョブ20’s
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