インターンシップ中で聞き方に気をつけたい質問
給与や福利厚生、残業の有無などは、働く上では気になるポイントです。個人的な見解ではなく、具体的な数字を聞くようにすると、客観的に判断することができます。
給与や福利厚生などの制度
給与や福利厚生について質問する場合は、できるだけ全体の数字を聞くようにしましょう。数字で表すことができるポイントなので、はっきり聞くことをおすすめします。
- 有給休暇の消化率はどの程度でしょうか?
- 産休育休を含めた子育てに関わる制度にはどのようなものがありますか?
- 出産後の復職率はどの程度でしょうか?
残業について
残業時間は会社で管理しているので、数字で知ることができます。こちらも個人の主観ではなく、全体の数字を聞くのがベター。また、繁忙期がある会社もあるので、繁忙期の有無も確認すると1年間の見通しが立てやすくなるでしょう。
- 残業はありますでしょうか? またある場合は、平均で月間どの程度残業時間がありますか?
- 繁忙期があれば教えてください。
事前に調べれば分かる内容
ホームページや会社説明会のパンフレットを読めば分かるような内容は質問しないようにしましょう。質問された社員には、企業研究をしていないことが伝わってしまいますし、せっかく生の意見を聞けるチャンスに、分かりきっていることを聞くのは時間の無駄になります。
質問をすることのメリット
最後に、インターンシップで質問することのメリットを2つご紹介します。
企業理解が深まる
質問をすることで、自分が感じている疑問を解消していくことができます。これは、企業理解へとつながっていきます。ホームページや会社説明会だけでは分からない、企業のリアルな部分を、そこで働く社員の方に直接質問することで知ることができます。
また、リクルートが2019年に行った調査によると、インターンシップを実施する企業側の目的は、「仕事を通じて、学生に自社を含め、業界・仕事の理解を促進させる」が約90%となっています。つまり、インターンシップは、学生にとっては企業を知る機会であり、企業にとっては企業を知ってもらう機会となっているのです。
参考
自分と企業の相性を測れる
質問をすることで、企業に対する理解が深まり、自分に合っているかどうかも分かってきます。例えば、休日をどのように過ごしているか質問して、自分が理想だと思っている休日の過ごし方をしている社員がいれば、相性は良いと考えられるでしょう。
一方で、活躍している社員の方が、自分とは全く正反対だと思えるような人であれば、相性は良くないのかもしれません。
まとめ
インターンシップで質問をすることは、少し勇気が要ることかもしれません。ただ、質問しないまま、もやもやした気持ちでせっかくのチャンスを終えてしまうのは残念なことです。そうであれば、思い切って質問して、一つずつ就職や、働くことに対する不安を解消していってはいかがでしょうか。
参考
インターンシップに関する調査 インターンシップに関する調査 |キャリタス就活2020
インターンシップではどんなことを質問したらいいの?質問例公開|リクナビ就活準備ガイド
【質問例あり】会社説明会や座談会では、どんな質問をした? 先輩アンケート|リクナビ就活準備ガイド
インターンですべき質問|NGな質問例やスムーズに進めるポイント|就活の未来
インターン・就活のおすすめ質問例!人事にウケる逆質問とは|ゼロワンインターン
就活生が座談会で聞くべき質問・避けるべき質問総まとめ|ゼロワンインターン