手書きのエントリーシート、書き方のポイント
手間と時間はかかりますが、手書きのエントリーシートは企業に自分のやる気と個性をアピールするには最適です。ここでは、手書きのエントリーシートを作成する際のポイントをご紹介します。
とにかくていねいに書く
エントリーシートは、読む側の立場に立ってていねいに書くようにしましょう。字を書くのが苦手な人でも、きちんと下書きをしてていねいに文字を書くことにより、読みやすいエントリーシートに仕上げることができます。
適度に改行をはさむ
文章が長くなる場合は改行して段落を入れるようにしましょう。改行のない文章は、読み手に負荷がかかり読む意欲を失わせてしまうこともあります。区切りのいい箇所で改行し、読みやすい文章を心がけましょう。ただし、段落が多すぎると逆に読みづらくなってしまうので注意が必要です。
文字の大きさを合わせる
できるだけ文字の大きさを揃えて書くようにしましょう。文字の大きさが不揃いな文章は、見栄えが悪くなる原因となってしまうこともあります。記入欄に文章が収まるように途中から文字を小さくしたり、逆に空白を埋めるために文字を大きくしたりすることのないよう、事前に下書きをしておくことをおすすめします。
バランスを意識する
既定の枠と文字のバランスを意識する際立ってきれいに見えます。上下左右どちらかに寄りすぎることなく、枠内の中央に文章が収まるように書くとすっきりと読みやすく仕上がります。定規などを使って、枠の中の上下左右に鉛筆で線を引き、線で囲った中に文章を書くとバランスよく仕上がるのでおすすめです。
手書きのエントリーシートの注意点
手書きでエントリーシートを作成する際の注意点をいくつかご紹介します。
ボールペンは黒色で
エントリーシートを作成するときは、黒のボールペンを使います。万年筆を使う人もいますが、万年筆を使い慣れていない人には、文字がかすれたりにじんだりして書きにくいこともあります。使いやすい黒のボールペンを使って記入するようにしましょう。
消せるボールペン・修正液は厳禁!
消せるボールペンや修正液の使用は厳禁です。間違えても修正できるようにと消せるボールペンを使う人もいますが、消せるボールペンはコピー機に入れると高熱でインクが透明になり文字が消えてしまう可能性もあります。
また、書き間違えた箇所を修正液を使って訂正するのは非常識でだらしない印象を企業に与えてしまうこともあります。面倒ですが、間違えた場合は最初から新しく書き直すようにしましょう。
誤字・脱字を必ずチェック
エントリーシートが仕上がったら、必ず誤字・脱字をチェックすることが大切です。ていねいに仕上げたエントリーシートでも、思いのほか誤字・脱字などが見つかったりするものです。採用の評価となる重要な書類ですので、必ず確認することをおすすめします。
まとめ
エントリーシートの手書き・パソコンのメリットとデメリット、エントリーシートを手書きで作成する際のポイントや注意点などについてご紹介しました。志望する企業との最初のコンタクトとなるエントリーシートですので、手間と時間をかけてでもていねいに読みやすく仕上げることが大切です。自分の熱意や魅力が企業にしっかりと伝わるように、自分らしい手書きのエントリーシート作成に取り組んでみてはいかがでしょうか。
参考
【見本あり】履歴書・エントリーシート(ES)を手書きで美しく書くコツは?書家に本気で教えてもらった|就職ジャーナル
「履歴書は手書きか」論争に踊らされる就活生 答えはもう出ています|J-CAST会社ウォッチ
エントリーシートは手書きとパソコン、どっちがいい?|就活FOREST
意外と多いエントリーシートの手書き提出。その理由と対策は?|レクミー
ESは手書きとパソコンどっちがいいの?書き方と作成時の注意点を解説|Kichonavi
エントリーシートは手書きをおすすめする理由【作成時の注意点付き】|就活の未来