派遣社員の職務経歴書の書き方のポイントを紹介!分かりやすく書こう - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

正社員になりたい人が、派遣社員時代の職務経歴書を書く際は、どのように書いたらいいのでしょうか? 派遣社員の経歴は、ポイントを押さえ、分かりやすく記載していく必要があります。

今回は、正社員になりたい人に向けて、派遣社員時代の職務経歴書の書き方のポイントを紹介します。

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派遣社員の職務経歴書の書き方のポイント

派遣社員の職務経歴書の書き方には、派遣元、派遣先、派遣期間の記載など、いくつかのポイントがあります。

ではさっそく、派遣社員の職務経歴書の書き方のポイントについて詳しく見ていきましょう。

派遣元、派遣先、派遣期間などを記載

派遣社員は、正社員などとは明記の仕方が違い、職務経歴書の書き方に注意しなければなりません。

具体的には、まず、派遣元を明記し、そこから派遣されて会社で仕事をしたということを分かりやすく記載します。そして、派遣先の仕事の任期が終了したことに伴い退職した場合には、「一身上の都合のため退職」などと正社員の退職理由のようには記載せず、「契約期間満了につき退職」と記載していきます。

派遣先での業務内容を記載

派遣社員の職務経歴書には、派遣先での業務内容を分かりやすく記載していきましょう。派遣社員として働いていたという事実だけではなく、派遣先でどのような業務をしていたかということを具体的に記載し、企業に業務内容としっかりと伝えていきましょう。

派遣で培ったスキルや経験を記載

職務経歴書には、派遣で培ったスキルや経験も記載しましょう。派遣の仕事を通して学んだことや経験したこと、身につけたスキルを記載することは、企業へのアピールになります。

派遣社員として働いたということが、マイナスポイントにならないよう、スキルや経験を記載し、仕事への積極性や熱意を見せていきましょう。

派遣の職歴は分かりやすく書くことを心がける

派遣の職歴は、分かりやすく書くことを心がけていきましょう。派遣社員は、正社員の働き方に比べて、複雑で分かりにくい面もあります。職務経歴書は、できるだけ簡潔に、読み手を意識して、分かりやすく書くことに留意しましょう。

転職者は、職務経歴書を読み返し、分かりにくい表現がないかどうかや、分かりやすい言葉で書いてあるかどうかなどをチェックしていくといいでしょう。

派遣社員の職務経歴書の例文

ここからは、派遣社員の職務経歴書の例文を紹介します。職歴が多い場合と少ない場合に分けられていますので、職務経歴書を書く際の参考にしてみましょう。

例文1 派遣社員の職歴が多いケース

[職務経歴]

期間 職歴
20XX年XX月

20XX年XX月

20XX年XX月

20XX年XX月

20XX年XX月

株式会社●●に登録

株式会社●●へ一般事務職として派遣(20XX年XX月まで)

●●株式会社へ一般事務職として派遣(20XX年XX月まで)

株式会社●●へ受付事務として派遣 (20XX年XX月まで)

契約期間満了につき退職

【仕事を通して学んだこと】

事務職の仕事では、Excelで資料作成などをすることが多くありました。仕事を通して、資料作成には、必要な情報をできるだけ簡潔に分かりやすくまとめる必要があることを実感しました。よりよい資料にするために私は、要点を事前に紙に書き出すなど、情報を整理することを徹底しました。また、最初は、苦手であったExcelの作業も、本などで勉強することで、機能を使いこなせるようになったと思います。仕事を通して、努力することの大切さを知り、会社に貢献することができました。

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私の強みは、仕事において妥協せず、努力し続けられるということにあります。私は、Excelの勉強をしたり、効率的に仕事をするための優先リストを作ったり、他の人が困っていることはないか周りを観察して、適切な場面で声かけをするなど、どんな場面でも、仕事で努力することを続けています。御社の仕事でも、これまでの事務職の経験を最大限に活かし、努力し続けていきたいと考えております。

例文2 派遣社員の職歴が少ないケース

[職務経歴]

期間 職歴
20XX年XX月

20XX年XX月

20XX年XX月

株式会社●●に登録

株式会社●●へ経理事務職として派遣

契約期間満了に就き退職

【仕事で得たスキル】

経理事務職では、契約期間中に、日商簿記検定3級を取得することができました。私が資格取得を目指したのは、経理の仕事には専門的な知識が必要になることが多いと痛感したからです。仕事では、分からないことを先輩に積極的に質問し、家に帰って調べるなどを徹底することで、経理の仕事を次第にこなせるようになっていきました。契約期間満了の際には、会社の方から、「この職場に来てくれて良かった」という言葉をいただくこともできました。

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私は、経理作業を効率的に正確にこなすことができると自負しております。必要な知識は、常にアップデートしていき、これまでの経理事務職の経験を活かして、御社の経理で活躍していきたいと強く思っております。