こんな志望動機はNG!とくある定型句
志望動機のNG例としては、以下のようなフレーズがあります。具体性・オリジナルティという意味においても、使い回しができるようなフレーズは避けた方がいいでしょう。
「経営理念に共感しました」
「経営理念」と具体的に書いたものの、それしか読んでいないのではないか、という印象を与える可能性があります。事業内容や仕事内容について、具体的に理解した上で志望動機を考える必要があるでしょう。
「前職の経験を生かせると思いました」
具体的にどのような生かすことができるか説明しなければ、他の応募者と同じ理由となってしまいます。同様に、「成長できると思いました」というフレーズも、たとえキャリアアップのための転職であっても、受け身の姿勢と思われる可能性があります。
「将来性を感じました」
一見ポジティブな言葉のように聞こえますが、「将来性を感じました」という言葉は、企業に対して応募者が評価をしているような印象を与えるため、志望動機としてはふさわしくありません。企業側が採用するメリットを感じられるよう、何をして貢献していきたいのか、具体的に伝えるようにしましょう。
例文から見る採用につながる志望理由とは?
志望動機の書き方のポイントについて紹介してきましたが、大切なのはこれまでの経験を生かし、どのような形で企業へ貢献できるか伝えることです。企業の経営方針や経営戦略に対する理解など、共感できる部分についても触れるといいでしょう。また、企業と応募者の接点が分かるような具体的なエピソードを盛り込むことも一つのポイントです。
転職者の志望動機はオリジナルティと具体性が大切
転職活動において、履歴書は重要な意味を持ちます。採用担当者に志望理由を簡単に説明するためには、志望動機の書き方を工夫する必要があります。今回の記事を参考に、転職活動で採用につながる志望動機を書いてみましょう。
参考
履歴書・職務経歴書の書き方|ハローワークインターネットサービス
志望動機・志望理由の書き方・まとめ方【例文付き】 ~履歴書・職務経歴書・面接で使える |転職ならdoda(デューダ)
【履歴書】志望動機欄の書き方 履歴書の書き方マニュアル完全版! 履歴書の見本(サンプル)・作成方法|マイナビ転職
書き出しから締めくくりまで 志望動機の書き方 例文付きで解説します|転職エージェントのパソナキャリア
説得力のある志望理由の組み立て方 坂本式テクニック / 坂本直文の「いい仕事に出合う」24の知恵|転職ノウハウ