履歴書の正しい書き方・基礎ルールを知ろう
では、そもそもの履歴書の正しい書き方やルールをしっかりと押さえておきましょう。「知らなかった」ではすまされない大切なポイントをご紹介します。
記入は黒いボールペンで
履歴書の記入は黒いボールペンで行いましょう。
ただし、近年人気の『消えるタイプのボールペン』は絶対にNGです。油性もしくはゲルインクのボールペンを使用するのが暗黙のルールとなっています。
同じく鉛筆やシャープペンシルなどでの記入もNG。消せるタイプ=改ざんができてしまうと考えるべきです。履歴書をたくさん書くのであれば、履歴書用にボールペンを購入しておくことをおすすめします。
年号は統一して書く
履歴書には
- 生年月日
- 学歴
- 職歴
- 資格取得
など、年号を書く欄がたくさんあります。これらの年号を書くときは、西暦もしくは和暦どちらかに統一しましょう。
【NG例】
- 生年月日:20◎◎年◆月△日
- 卒業年度:平成〇〇年◆月△日
- 生年月日:平成〇〇年◆月△日
- 卒業年度:20◎◎年◆月△日
修正テープ・修正ペンは使用NG!
履歴書は基本的に書き間違えたら書き直しをします。理由は、正式なビジネス文書として取り扱われるからです。
修正テープや修正ペンなどを使用した場合、採用担当者に
- 手間を省く人=仕事でも同じようなことをする人なのかもしれない
- 修正した履歴書を送ってくるぐらいだから優先度は低いのかもしれない
と思われてしまう可能性があります。ビジネス文書は修正がNGです。書き間違いだけではなく脱字などの場合も、すべて書き直しをするようにしましょう。企業から配布された履歴書などを書き損じてしまった場合は、担当者へ連絡し、正直に伝えて指示を仰ぐのがベストです。
使い回しは絶対にしない
就活中、履歴書は本当にたくさんの枚数を書かなくてはいけません。中には書類選考で落とされてしまい、返却される履歴書もあります。だからといって、履歴書を使い回しするのは絶対にやめましょう。
- 提出年月日の整合性が取れない
- 通勤時間・希望部署などが異なる
といったミスが起こる可能性があるからです。履歴書を見ているのは人事のプロ……。雑な使い回しなどはすぐに分かってしまい、心証を悪くしてしまいます。「もったいないから」といった理由でも、一度使用した履歴書はそのまま破棄しましょう。
文字はていねいに書く
当たり前のことではありますが、履歴書の文字はていねいに書くように心がけましょう。字のうまい下手は多少差がありますが、ていねいに書かれたものかどうかはすぐに分かります。何枚も書かなくてはいけなくなるとどうしても雑になったり、誤字・脱字が多くなったりするものです。
また、時間に余裕を持って準備することもポイント。焦って書いた文字はあまり美しくありません。履歴書用紙を多めに用意し、きちんと1枚1枚仕上げるようにしてください。
まとめ
就職活動では多くの履歴書を書かなくてはいけません。同じ内容のものを何枚も書くのは非常に骨が折れますが、1枚1枚をていねいに仕上げることで、採用担当者の印象もグンと変わります。自分が誰であるのかということを明確にするため、万が一のときのリスクを避けるためにも、履歴書の写真の裏には必ず必要事項を記載するようにしましょう。
参考
履歴書の写真の裏には何を書く? 書き方の注意点とともに解説|マナラボ
履歴書の写真の裏には何か書く必要はある?気配り心配りで差が出る!?|マイベストジョブ 転職アカデミー
履歴書の写真裏に名前は必須!ボールペンよりマッキーが良し|転職リード
転職用の履歴書写真の裏にも名前を書く?|#タウンワークマガジン
履歴書の写真の裏には何を書く?新卒・転職で変わる必要事項とは|TRANS.Biz
【履歴書の写真の裏には名前を書く?】書き方と注意点を紹介|就活の未来