履歴書に適した印鑑とは?
履歴書に押印する場合、どのような印鑑が適しているのでしょうか? ここでは履歴書に適した印鑑についてのポイントをご紹介します。
直径1.5センチ程度の認印
履歴書に印鑑を押印する場合、押印欄より大きなものや明らかに小さいものはNGです。1.5センチ程度の認印がふさわしいといえるでしょう。
ただし注意点としては、銀行の届け印などに使用している認印は使わない方が無難です。個人情報の流出や印影の悪用を防ぐために、別の物を用意してください。時間がない場合は市販の物でも構いません。
書体は行書体や楷書体
印鑑の書体にはさまざまなタイプがあります。新しく購入するのであれば、書体は行書体や楷書体が良いでしょう。
実際の書体の見本はこちら ⇒ https://www.rakuten.ne.jp/gold/otaniinpo/inkan/shotai.htm
楷書体は最も一般的な書体で、印鑑の場合は筆文字になっています。見やすいという点では一番おすすめです。行書体は楷書体を崩した書体になっています。実印などの場合はさらに多くの書体がありますが、履歴書用の認印の場合は、この2つのうちのどちらかが適しています。
履歴書におすすめの印鑑をご紹介
履歴書用の認印は、文具店などで販売されている三文判でも差し支えはありませんが、銀行印などのほかに認印を持っていない場合は、この機会に新しく購入するのも良いでしょう。店舗だけではなく通販でも購入が可能なので、ぜひ検討してみてください。
オーソドックスなサイズの認印です。手彫りで作成してくれるので、オリジナリティのある印鑑を作ることができます。10.5mmは女性の認印として、12mmは男性の認印としておすすめです。
こちらはリーズナブルな金額でありながら、自分で印鑑の大きさや書体を選ぶことができ、印鑑用のケースまで付いています。材質も黒水牛を使用しており、長く使うことのできる商品です。
こんなときどうする?履歴書の印鑑に関するQ&A
履歴書に押印するとき、思いがけないトラブルが起きてしまった場合は、どのように対処するべきなのでしょうか? ここではよくあるケースをピックアップしてその対処法をご紹介します。
印鑑の押印に失敗した!
逆さま・斜め・かすれ・二重など、印鑑の押印に失敗してしまった場合は、基本的には履歴書を書き直します。『この書類は自分が書きました』『内容に相違ありません』という証明になるのが押印です。名前が分からないほど印影が薄かったり、読み取れなかったりするのであれば意味がありません。
せっかく書いた履歴書を……と思うかもしれませんが、採用担当者の心証を悪くしないためにも、ベストの状態で提出できるようにしてください。
二重線に訂正印でもOK?
押印や漢字の間違いなどに『二重線+訂正印』を押すことがありますが、これはビジネスマナーとしてNGとされています。押印に失敗してしまった場合や書き間違えてしまった場合は、履歴書を書き直すようにしましょう。
押印を忘れた!
履歴書を送付するケースで、押印欄があるのに押印を忘れてしまった場合は、まずは郵便局へ問い合わせを行いましょう。集荷前であれば手元に戻せる可能性があります。
しかし時間がたってしまってから気づいた場合には、応募先の企業へ連絡し、正直に採用担当者へその旨を伝えましょう。特に問題がないケースもありますし、面接時に印鑑を持ってくるよう指示されるなどのケースもあります。
まとめ
履歴書の押印について、担当者が見ているのは押印に関するマナーです。押印が粗雑であれば『この人は仕事も雑に行うのではないか』と見られてしまう可能性があります。
たくさんの履歴書を作成するのは非常に手間がかかりますが、採用担当者が見る履歴書はそのうちの1通だけです。できるだけていねいに、マナーをわきまえた履歴書になるように最大限の注意を払うようにしましょう。
参考
履歴書に押印って必要?はんこはシャチハタでもいい?|エン転職
履歴書に印鑑は必要?ハンコがいる・いらないの判断基準と印鑑の選び方・押し方|転職・求人doda
履歴書に印鑑って押す必要はある?シャチハタ、実印、認印、使うはんこの種類は?|マイナビ転職
履歴書には良い印鑑を!就活に挑むあなたに。|女性が印鑑を作る時。
就活で役立つ!履歴書に印鑑を忘れたときの対処法とは?|就活市場