TOEIC本番で得点を上げるテクニック
本番は時間との勝負
TOEIC L&Rは、リスニング100問を約45分間で、リーディング100問を75分間でそれぞれ解かなくてはなりません。リスニング問題は1度しか聞けません。迷っていると次の問題が始まってしまいます。聞き逃した問題は忘れ、次の問題で正解できるよう心を切り替えましょう。
リーディング問題は、時間との戦いです。迷いそうなものは飛ばして、分かる問題から解いていきましょう。TOEICで得点を上げるには、時間内に全問解くことが大切です。理解不足で1、2問間違っても大したことはありませんが、時間切れで最後の10問ができれば大きな痛手となります。
回答選択肢は問題の前に読む
リーディングパートを制限時間内に全問解くには、コツがあります。質問と選択肢を問題文の前に読むことです。TOEICテストでは、1つの問題文に対し、2~4つの質問が出る形式が多くを占めます。その際の解き方の手順は、以下のようにすると最短の時間で解けます。
- 1つ目の質問文と選択肢を読む。
- 問題文を読み、1つ目の質問の答えを探す。回答が出てきた時点で読むのを中断し、マークシートに答えを埋める。
- 2つ目の質問文と選択肢を読む。
- 問題文の続きから読み、2つ目の質問の答えを探す。答えが出てきた時点で、マークシートを埋める。
- この手順を繰り返し、最後の質問の答えが分かった時点で、次の問題文に移る。
TOEICの特徴は、設問が問題文に出てくる順番にされていることです。先に質問と選択肢を読むことで、問題文の内容を先読みし、理解を促します。また、問題文と質問・選択肢の間の往復を最低限にすることで、時間を節約することができます。問題文を読むのを中断する際、読み終わったところを左手で押さえるなど、問題文に戻ってきたときに迷子にならない工夫も必要です。
リスニングについても同じです。リスニング開始の合図の後、まず問題の説明が音声で流れます。その間に、質問、選択肢または写真をしっかりと頭に入れておきましょう。問題の意図を先読みしてからリスニング音声を聞くと、よく理解できます。答えに迷う場合も考え込まず、直観で正しいと思う方を選び、次の問題に備えましょう。
回答はわからなくても埋める
問題によっては、答えが全く分からないものもあるかもしれません。そんな場合でも、空白にしてはいけません。分からなくても必ず回答を埋めましょう。TOEICは3択または4択のマークシート方式です。3分の1または4分の1で当たる確率を捨ててはいけません。
まとめ
TOEIC L&Rは、勉強法が正しければ比較的短期間で500点または600点を取れるようになります。親子・きょうだい・友達と一緒に受験すれば、互いに励まし合いながら、最後までモチベーションが保てるのでおすすめです。
参考
TOEIC Program各テストスコアとCEFRとの対照表|【公式】TOEIC Program|IIBC
各種目的に応じて求められる英検®の品質についての考え方、ならびにその活用に関するガイドライン| 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
250点から700点を取るためのTOEIC初心者向け勉強法!|TAC法人語学blog
TOEIC初心者におすすめTOEIC勉強方法と参考書・TOEIC対策 | 本気で英語が必要な1割の人のための英会話教室|Allison
TOEIC初心者は何から始めるべきか徹底解説! | 英語学習の処方せん