漢検1級受験におすすめのテキスト
漢検1級を受験するには、問題集で勉強することが必須となります。そこで漢検1級に合格するためにおすすめのテキストをご紹介します。
漢検 漢字辞典 第二版(日本漢字能力検定協会)
漢検1級受験者のマストアイテムといわれる一冊です。本の字体は手書きに近い教科書体を使用し、全体に見やすいレイアウトとなっています。通常の辞典とは異なり、漢検用の索引を設け、読みや部首別・級別に索引がついています。イラストや同訓異義語のコラムなどもふんだんに掲載されています。
漢検 四字熟語辞典 第二版(日本漢字能力検定協会)
故事成語を含む四字熟語が約4,000語収録されています。熟語の意味や故事成語の出典、由来などが簡潔に説明。本試験の四字熟語ほぼすべてが、この辞典に掲載されているものから出題されるといわれています。200点満点中30点もの配点がある四字熟語。「四字熟語を制する者は1級を制する」といわれることがありますので、ぜひ押さえておきたい一冊です。
漢検 1級 分野別 精選演習(日本漢字能力検定協会)
漢検1級にはさまざまな分野から出題されますが、その分野別にまとめられた問題集です。自分の苦手分野の克服用に最適で、過去の検定問題から精選された問題が収録されています。「1級用漢字音訓表」「旧字体一覧表」「国字(和字)」が巻末に収録されているので、有効に活用しましょう。
漢検 1/準1級 過去問題集 2019年度版(日本漢字能力検定協会)
日本漢字能力検定協会が発行する公式の問題集です。過去1年分の問題が収録されていますが、さらに過去問に取り組みたい人は、通販サイトから3~5年分を購入することも可能です。レベルや出題傾向をつかむためにも、過去問は必ず解いてきたいものです。
まとめ
漢検1級は最難関として非常にレベルも高く、「こんな字があるのか」と思わされるような内容になっています。問題集やテキストで出題の傾向を理解し、何度も復習することが大切です。合格率10%程度と狭き門ではありますが、挑戦する価値は大いにあるといえるでしょう。
参考
漢字検定1級のお勧めテキスト・参考書・問題集・過去問を紹介|資格勉強の広場【2019年度最新】