単語帳を使った勉強のポイント
単語帳を使ってTOEIC®︎の学習を進める際のポイントをまとめました。
まずは知っている単語と知らない単語を区別
単語帳は自分の目標スコアや好みに合ったものを1冊準備します。単語帳を購入したら、まずは単語帳の中から知っている単語と知らない単語を区別する作業から始めましょう。「知っている」とは英単語を見て日本語の意味が1〜2秒ですぐ出てくるのが目安です。しばらく考えないとなかなか意味が出てこない単語は「知らない単語」に分類しましょう。単語帳では、ここで区別した「知らない単語」を覚えていきます。
聞いて覚える
単語帳を選ぶ際は、音声のついたものがおすすめです。単語帳の音声を利用し、単語を聴きながら日本語の意味を確認していきます。この作業により記憶に定着しやすくなると同時に、リスニング問題対策にもなります。可能であれば音声をスマートフォンやパソコンにダウンロードしておくと、移動時間や待ち時間などに復習することができるのでおすすめです。
声に出して覚える
黙読より音読の方が長期的な記憶の定着により効果があると言われています。単語は必ず声に出して覚えるようにしましょう。日本語の意味を確認しながら、覚えたい単語を繰り返し発音します。
1つの単語に時間をかけない
1つの単語に時間をかけて完璧に覚えようとするのはあまり効率的ではありません。1つの単語に長い時間をかけるよりも、単語帳をできるだけ短期間で1周することを意識して、テンポ良く単語学習を進めていきましょう。単語の暗記作業は、「何周できるか」が覚える重要なポイントとなります。1つの単語にあまり時間をかけず、覚えるまで何周も学習することを意識して取り組みましょう。
忘れることを前提に繰り返し覚える
単語帳で覚えた単語は、長文や日常生活において実践的に覚えた単語と違って忘れやすい傾向にあります。忘れることを前提に、毎日繰り返し単語を学習するようにしましょう。単語学習にまとまった時間が取れない日は、すきま時間に音声を利用して単語を聞いて確認するのもおすすめです。学習をしない日が続くとモチベーションが下がる可能性もあります。単語の学習はできる限り毎日繰り返し続けるのが語彙力をつける重要なポイントとなります。
おわりに
TOEIC®︎対策として、覚えておきたい単語やおすすめの単語帳などを紹介しました。TEOIC®︎のテストでは「語彙を制す人はTOEIC®︎も制す」と言われているほど、語彙力がTOEIC®︎のスコアアップに重要な役割を果たしています。頻出単語を中心に繰り返し単語を学習し、目標のTOEIC®︎スコアに向けて語彙力強化に取り組んでみてください。
参考
TOEIC® Program各テストスコアとCEFRとの対照表|IiBC
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TOEIC(R)テストの語彙数と語彙レベル|weblio英会話コラム
TOEICで必要な英単語について|本気留学®︎ならサウスピーク
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英単語の覚え方・8つの手順!こういう緻密な手法を待ってたぜ!|英語学習ボックス