甲南大学出身の有名人を業界別に14名ご紹介!あの企業の社長も!? - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

小島初佳さん(文学部)

続いてご紹介する甲南大学出身の有名なスポーツ選手は、小島初佳(もとか)さんです。小島さんは陸上の選手で、100m、200mの2種目で活躍しています。甲南大学文学部を卒業後はピップフジモト株式会社へ入社し、その後も陸上を続けています。

小島さんは数々の記録を立てていますが、中でも2004年のアテネオリンピック代表選考会の走りは大きな話題となりました。100m走において、坂上香織選手と同時にゴールイン。判定の結果、なんと2人とも優勝という結果になったのです。

なお、小島は現在の名字であり、旧姓は新井さんです。そのため「新井初佳」で聞いたことがある! という人も多いでしょう。

参考

日本選手権の好勝負 ―オリンピック選考会の激闘(その2)|第100回 日本陸上競技選手権大会

アスリートインタビュー|新井初佳|CramerJapan

川辺泰三さん(法学部)

甲南大学出身の有名なスポーツ選手としてご紹介する5人目は、川辺泰三さんです。川辺さんは甲南大学の法学部を卒業後、プロバスケットボール選手として、現在のダイヤモンドドルフィンズである三菱電機メルコドルフィンズに加入。その後もいくつかのチームを渡り歩き、選手としての活躍を大きくしていきます。

川辺さんといえば、甲南大学卒業後の経歴の異色さが目を引く人物です。選手を引退した後、なんと実家の結婚式場運営業を継ぎ、経営者へと転身しているのです。

現在は豊通ファイティングイーグルス名古屋のヘッドコーチとして、チームの育成や昇格などに奮闘しています。またその様子は、ツイッターなどのSNSを通じて日々発信されています。パワフルな経歴を持つ川辺さんの日常に触れることで、大きな活力をもらえるかもしれません。

参考

川辺泰三(@taizokawabe)|Twitter

川辺泰三|Wikipedia

甲南大学出身の有名人【会社役員編】

甲南大学出身の有名人には、会社役員を務めている人々も多くいます。誰もが知るような大手企業の経営者も多く、甲南大学では多くの偉人を世に送り出しているということが分かります。今回は中でも特に知っておきたい、甲南大学出身の有名な会社役員を5名ご紹介します。

水野正人さん(経済学部)

甲南大学出身の有名な会社役員の1人目は、水野正人さんです。水野さんはスポーツブランドであるミズノ株式会社で取締役副社長、代表取締役社長を経て、2006年から2011年まで代表取締役会長を務めていた人物です。

水野さんは甲南大学経済学部を卒業後アメリカへ渡り、カーセージ大学の理学部を卒業しています。ミズノ入社時は小売りの営業部門や、総合企画室なども経験しており、昇進していった実力者です。

その活躍は社内だけにとどまりません。2020年の東京オリンピック・パラリンピックにおいては、招致委員会副理事長・専務理事に就任しています。ミズノを退職した今でも、スポーツへの愛情をもって活動されています。

参考

Vol.36 インタビュー:東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会 副理事長・専務理事 水野正人さん|Adecco Group

徳重敦之さん(経済学部)

甲南大学出身の有名な会社役員2人目は、徳重敦之(あつし)さんです。徳重さんは東京エレクトロンデバイス株式会社の代表取締役社長を務めている人物です。

甲南大学経済学部を卒業しており、高校・大学時代はテニスに夢中だったという徳重さん。当時テニス強豪校であった甲南大学へ入学するきっかけも、テニス部に入りたいという思いが関係しているようです。

参考

新社長に徳重敦之氏 東京エレクトロンデバイス|朝日新聞デジタル

藤本孝明さん(理学部)

甲南大学出身の有名な会社役員の3人目は、藤本孝明さんです。藤本さんはビオフェルミン製薬株式会社で代表取締役社長を務めていた方です。甲南大学の理学部を卒業しています。

ビオフェルミン製薬株式会社へは1975年に入社し、2008年に代表取締役社長に就任しました。30年以上のキャリアが評価され上りつめた実力者であるといえるでしょう。

なお、藤本さんは代表取締役社長をすでに退任しています。現在の同役職には、2019年6月26日付で北谷脩さんが就任しています。

【ビオフェルミン製薬】新社長に藤本孝明氏|薬事日報

ビオフェルミン製薬株式会社 代表取締役社長|社長・役員の経歴

吉野俊昭さん(法学部)

甲南大学出身の有名な会社役員として4人目にご紹介するのは、吉野俊昭さんです。吉野さんは甲南大学の法学部を卒業後、ロート製薬株式会社に入社。2009年の6月より同社の代表取締役社長に就任し、2018年まで在任していました。

吉野さんは公職でも活躍しており、日本OTC医薬品協会の会長職を2期、期間にしておよそ4年間務めていました。医薬品などの普及にも注力し、業界内で大きな功績を残しています。

吉野さんは2018年7月に、心筋梗塞のために逝去されています。社葬が執り行われ、従業員からも厚い支持を得ていた人物であることが分かります。

参考

【訃報】吉野俊昭氏(ロート製薬代表取締役社長)死去|薬事日報

山口信二さん(経済学部)

甲南大学出身の有名な会社役員の5人目は、山口信二さんです。山口さんは1981年に甲南大学経済学部を卒業。その後、モロゾフ株式会社へ入社しています。入社後は営業本部の福岡支店長やマーケティングセンター長などを経て、2011年に代表取締役社長へ就任、現職となります。

山口さん率いるモロゾフ株式会社と甲南大学は、提携した授業が行われることがあります。甲南大学の学生たちが販促企画を考え、山口さんへ直接プレゼンを行うなどの活動が行われているのです。山口さん自ら発表へのコメントを返しており、学生にとっては非常に大きな刺激となったことでしょう。

参考

「バレンタイン」の習慣を生み出した老舗洋菓子ブランド、その”進化”の哲学とは|現代ビジネス