漢検準2級「四字熟語」の問題
漢検準2級レベルの四字熟語をいくつかピックアップしてみました。
- 力戦奮闘(りきせんふんとう)
- 朝三暮四(ちょうさんぼし)
- 不朽不滅(ふきゅうふめつ)
- 勇猛果敢(ゆうもうかかん)
- 多事多端(たじたたん)
- 厚顔無恥(こうがんむち)
- 我田引水(がでんいんすい)
- 博学多才(はくがくたさい)
- 名実一体(めいじついったい)
- 七難八苦(しちなんはっく)
- 論旨面会(ろんしめんかい)
- 開口一番(かいこういちばん)
- 是非曲畜(ぜひきょくちく)
- 以心伝心(いしんでんしん)
- 温故知新(おんこちしん)
- 遺憾千万(いかんせんばん)
四字熟語の効果的な勉強法は?
漢検準2級の四字熟語の問題では、正しく読み書きできるか、意味を理解しているかが問われます。「読めるけど意味が分からない」などとならないように、四字熟語をしっかり覚えておく必要があります。ここでは、四字熟語の効果的な勉強法について紹介します。
四字熟語の構成を理解する
四字熟語を覚える時は、まずは四字熟語の成り立ちを知ることから始めましょう。四字熟語は2つの2字の熟語を重ねたものです。四字熟語を2つに分けると、意味を理解しやすくなります。例えば「一石二鳥」という四字熟語を考えてみましょう。「一石二鳥」は、「一石」と「二鳥」に分けられます。このように2つに分けてみると、四字熟語の意味がイメージしやすくなるでしょう。
四字熟語の意味を理解する
四字熟語は意味と一緒に理解して覚えるようにしましょう。四字熟語を二字熟語に分けると自然と四字熟語の意味が推測できるようになります。意味を理解すると、漢字を思い出す時のヒントにもなります。例えば「異口同音」とは「多くの人が口を揃えて同じことを言う」という意味です。意味が分かれば、「異口(異なる口)」「同音(同じ言葉)」と漢字と意味がつながり、長く記憶にとどまりやすくなるでしょう。
声に出して覚える
声に出して暗記すると記憶に定着しやすいと言われています。特に四字熟語は単体で使う漢字と比べれば読み方が特殊で難しいものが多いので、読みを声に出して覚えるようにすると効果的です。四字熟語を見ながら、読みを繰り返し覚えるようにしましょう。
間違えやすい読み方の例
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書いて覚える
漢字の「書き方」は書いて覚えるのがおすすめです。書き順やトメ・ハネ・ハライを意識しながら数回書いてみましょう。その四字熟語の漢字を書くのに慣れたら、答えを見ずに書いて確認します。イメージでなんとなく覚えている四字熟語でも、いざ書くとなれば正しく書けないことも多いものです。必ず書いてみて確認してみることが大切です。