TOEIC®︎の平均点はどのくらい?大学生・社会人・国別の平均スコア

「TOEIC®︎のスコアの平均点ってどのくらい?」と疑問に思ったことはないでしょうか。TOEIC®︎受験に向けて勉強している人やTOEIC®︎を受験しようと思っている人にとって、TOEIC®︎でどのくらい点数を取ればよいかは気になるものです。当記事では、平均スコアや進学や就職時に求められるTOEIC®︎のスコアの目安などについて紹介します。

TOEIC®︎の平均点

TOEIC®︎を実施している一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会の発表によると、2019年9月のTOEIC®︎全体の平均スコアは、583.1点でした。その詳細は、以下のとおりです。

  • 最高スコア……990点(リスニング:495点、リーディング:495点)
  • 最低スコア……10点(リスニング:5点、リーディング:5点)
  • 平均スコア……583.1点(リスニング:321.2点、リーディング:261.9点)

参考

平均スコア・スコア分布詳細(第243回)|IiBC

2019年の9月までに実施されたTOEIC®︎の平均点スコアをまとめました。

実施回 リスニングセクション リーディングセクション トータル
第243回

(2019年9月)

321.2 261.9 583.1
第242回

(2019年7月)

321.9 259.6 581.5
第241回

(2019年6月)

321.4 262.3 583.7
第240回

(2019年5月)

328.6 268.2 596.8
第239回

(2019年4月)

327.4 269.5 596.9
第238回

(2019年3月)

319.7 259.6 579.2
第237回

(2019年1月)

322.7 255.7 578.4

公開テスト平均スコア・スコア分布一覧|IiBCより筆者作成)

年間を通して平均点の浮き沈みはあまり見られません。

TOEIC®︎スコアの分布

次にTOEIC®︎のスコア分布の詳細を見ていきましょう。

縦軸はTOEIC®︎の50点ごとのスコア、横軸はそのスコアを取得した受験者の人数を表しています。TOEIC®︎の平均点からも分かるように、545〜594点の区分に最も多くの受験者が属しています。

平均スコア・スコア分布詳細(第243回)|IiBCより筆者作成)

大学生のTOEIC®︎の平均点

次に、大学生のTOEIC®︎の平均点について紹介します。一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が調査したTOEIC®︎ Program DATA & ANALYSIS 2019の結果によると、大学生のTOEIC®︎のスコアは以下のようになっています。

大学生のTOEIC®︎の平均スコア

公開テスト IPテスト
全体 559 454
大学1年生 データなし 439
大学2年生 450
大学3年生 492
大学4年生 522

参考

TOEIC®︎ Program DATA & ANALYSIS 2019|IiBC, p6,9

公開テストは年に10回行われる個人受験です。受験希望者が各自で申し込みをして受験します。TOEIC®︎のスコアというと、多くの場合この公開テストを指しています。IPテストは団体受験で、大学や企業が10人以上の受験者を集めてそれぞれの団体が準備した会場で行われます。公開テストが新問題を使用するのに対し、IPテストでは過去の問題が再利用されます。

公開テストとIPテストで平均点に差がある原因について、はっきりとしたことは発表されていません。個人受験の公開テストは、TOEIC®︎や英語に関心がある人やTOEIC®︎のスコアが必要な人などが受験するのに対し、団体受験は学校や会社の方針で義務的に受験する人もいます。このような背景の違いがスコアの平均点に反映されている、という説もあります。

【学部別】TOEICの平均点とレベルの目安

次に、TOEIC®︎のIPテストの平均スコアを学部別にまとめました。

学部 平均点
語学・文学系(英語専攻) 517
語学・文学系(英語専攻以外) 467
法学系 450
社会学系 445
国際学系 503
理・工・農学系 434
医・薬学系 470
情報科学系 423
商学・経済・経営系 453
教育・教養系 433

参考

TOEIC®︎ Program DATA & ANALYSIS 2019|IiBC, p10

やはり語学・文学系(英語専攻)の平均点が高く、英語専攻以外の語学・文学系、医・薬学系、国際関係学系が続きます。語学や国際関係などの学部がTOEIC®︎に強いのはもちろんですが、全教科で見ても学生の偏差値が高い医・薬学系でもTOEIC®︎の平均点は高くなっています。

大学生がTOEIC®︎を受験するメリット

大学によっては、定期的にTOEIC®︎のIPテストを実施したり、TOEIC®︎対策クラスを開講したりするところも多いようです。大学生がTOEIC®︎を勉強するメリットはいくつかあります。

進級・進学に有利

大学によっては、単位認定においてTOEIC®︎のスコアを活用しているところもあります。一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が2016年に行った調査では、全国でTOEIC®︎のスコアを単位認定として活用している大学は378校でした(非公開を希望の大学は数に含まれません)。また大学院へ進む場合も、英語試験免除、推薦入試の出願条件、または合否の評価として多くの大学でTOEIC®︎のスコアが活用されています。在学中のできるだけ早い段階でTOEIC®︎の勉強をスタートし、自分が希望する進級・進学に必要なスコアを取れるようにしておくといいでしょう。

参考

TOEIC®︎Tests入学試験・単位認定における活用状況ー大学・短期大学・高等専門学校ー|IiBC

就職に有利

TOEIC®︎のスコアは、就職活動の際に評価されるポイントの1つとなります。一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が行った「上場企業における英語活用実態調査」報告書2013によると、約7割の企業が採用時にTOEIC®︎のリスニング・リーディングスコアを参考にしており、採用応募時に企業が参考にするTOEIC®︎の平均点は625点とのことです。企業のグローバル化が進み、外資系や大企業でなくても海外に支店や工場を持つ企業・団体が増えてきています。グローバル化に対応するために、これからますます英語力を社員に求める企業も増えてくることでしょう。履歴書上や面接で、TOEIC®︎のスコアで自分の英語力をアピールできれば就職活動にも有利です。ちなみに、就職活動の際に、一般的に履歴書に書かれているTOEIC®︎のスコアは500点以上と言われています。

参考

「上場企業における英語活用実態調査」報告書2013,p10

TOEIC®︎ Program DATA & ANALYSIS 2019|IiBC, p6-8