漢字の書き取り 35題
漢字の書き取り問題は全35題で、配点は各2点、合計70点です。これは、全体の35%を占める高い配点です。ほかの問題がすべて正解しても、漢字の書き取りができないと合格ラインには届きません。
【例題】
遠カクの地に赴任する。
質問がカク心に触れる。
青くトウメイな南の海に潜る。
シンジュのネックレスを身につける。
(引用元:問題例|準2級|平成30年度第1回検定問題|日本漢字能力検定協会)
【解答】
遠隔の地に赴任する。
質問が核心に触れる。
青く透明な南の海に潜る。
真珠のネックレスを身につける。
誤字の訂正 5題
誤字の訂正は、文章中で間違っている漢字を見つけて、正しい漢字を記す問題です。全5題で、配点は各2点、合計10点です。
【例題】
大正の米騒動は米価暴投に怒る主婦らの決起に端を発し全国に波及した。
(引用元:問題例|準2級|平成30年度第1回検定問題|日本漢字能力検定協会)
【解答】
誤:投
正:騰
送り仮名 5題
送り仮名は、カタカナ部分を漢字1文字と送り仮名に直す問題です。全5題で、配点は各2点、合計10点です。
【例題】
1 後日クワシクお知らせします。
2 高層ビルに日光をサエギラれる。
3 予算が年々フクランでいる。
(引用元:問題例|準2級|平成30年度第1回検定問題|日本漢字能力検定協会)
【解答】
1 詳しく
2 遮ら
3 膨らん
漢検準2級のおすすめ参考書とアプリ
漢検準2級のおすすめ参考書とアプリをご紹介します。どちらも、日本漢字能力検定協会が推薦しているものです。
漢検 漢字学習ステップ
2つ目は、ステップごとに問題が分かれている点です。ステップごとに区切って勉強がしやすく、習った漢字が次のステップに散りばめられているので自然に復習をすることができます。
3つ目は、実力確認や最終演習として利用できる総まとめが巻末に付いている点です。ステップを経て学習した内容の力を試すには最適です。
参考
漢検スタート
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4~1級は有料ですが、日本漢字能力検定協会が開発に関わっていることもあり充実した内容になっています。
特徴は、実力診断機能が付いている点です。そもそも何級が実力に見合っているか分からない場合は、これを活用するといいでしょう。「ドリル」モード以外に、「模擬検定」モードで力試しをすることができます。さらに、力試しの結果がレーダーチャートで一覧になるので、自分の得意・苦手分野が一目で分かります。
まとめ
漢検準2級に合格すれば、常用漢字を使いこなせるレベルになります。お子さんの受験にもメリットがありますが、受験が終わって大人になってからも十分に役立つ検定です。グローバル化が進む中で「英語」が注目されがちですが、外国の方と話したり、海外で生活すると必ずと言っていいほど日本の文化を質問されます。将来のことを考えて、漢検受検のモチベーションをより高めてみてはいかがでしょうか。
参考
漢検準2級対策!合格点は何点?受かるための勉強法は?|NOVITA
【資格】漢検準2級のレベルは?10日以内で合格する方法とは!?|IT土方による~芸能情報と雑記、時々、何か~