プログラミングを始めるときの5ステップ
子供にそのようなハンディキャップを持たせないためには、プログラミングスキルを身につけさせてあげることが有効な手段です。プログラミングスキルを身につけるためにするべきことはたくさんありますが、最低限これだけはしてほしいということを5つご紹介します。
プログラミングについて知る
まずは簡単にプログラミングそのものに対する知識をつけるようにしましょう。ここでいう知識とは、実際にプログラムを書くコーディング作業ではなく、プログラミングはなぜ生まれたのか、何に使われているのか、何を学べばいいのかという学問的な知識を指します。プログラミングを学問的に理解することで、より広い視点でプログラミングの重要性や可能性について考えることができます。
目的を明確化させる
プログラミングについてある程度の知識が身についたら、プログラミングを学習する目的を明確化してみましょう。目的を明確化させることで、モチベーションの向上や、本当にやるべきことが見えるようになります。もしかしたらここで、自分の子供にはプログラミングは必要ないという答えが出るかもしれませんが、それはそれで良いでしょう。その場合はプログラミングよりも大切な別のことに時間を使えば良いかと思います。
学習範囲を決める
プログラミングを学習する目的が決まったら、学習範囲を決めてみましょう。学習範囲を決めることで勉強すべきことが洗い出されるので、勉強に必要な時間や勉強方法などの計画も立てやすくなります。学習範囲を決めたらやるべきことが見えやすくなって頭がスッキリすると思うので、慣れない作業かもしれませんが頑張ってみましょう。
学習方法を決める
学習範囲を決めたら勉強するべきことがかなり見えるようになってきたかと思います。学習範囲が決まったら、次はどのような方法で勉強するかを決めます。プログラミング教室に通うのか、親が教えるのか、プログラミング教材を買って与えるのか、本を使って独学で勉強してもらうのか、子供のやる気ができるだけ続く方法で、かつ費用面から実現が可能な方法を選びましょう。
子供に任せてみる
学習方法が決まったら、あとは子供に任せてみましょう。実際に学習するのは子供ですし、1年くらい続けてみたけどどうもプログラミングは合わないということであれば、止めて別のことをするのもありです。もし興味があるということであれば、より高度な内容に挑戦できるように、今度は新しい別の学習範囲について一緒に計画を立ててあげると良いでしょう。
まとめ
プログラミングスキルはこれからさらに重要視され、最終的にはパソコンスキルと同じくらい当たり前のスキルになるかもしれません。そのような時代のなかにいると、ただなんとなく必要そうだからという迷子のような状態でプログラミングの勉強を始めてしまい、失敗することが多いです。
しかし、なぜ近年プログラミングが必要と言われているのか、自分や子供がプログラミングを学習するとどんな恩恵があるのか、その恩恵を受けるにはどの程度まで学習すればいいのかなど深く考えてみることで不確定要素がなくなり、新しいことを始める際に迷いながら始めてしまうことが少なくなります。プログラミングに限らず、子供がこれから何か新しいことを始める際には今回ご紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。