引用文献の注意点
引用文献の記載を怠ってしまうと「無断引用」となり、剽窃(ひょうせつ)すなわち文章の表現や内容を盗んだと判断されてしまいます。他人の文章を自分の言葉に言い換えて文章を作成する場合も、剽窃となる可能性があります。
アメリカなど海外の大学では剽窃に対する扱いが厳しく、もしレポートや論文などで剽窃と認められる文章が見られた場合は退学を含めた懲罰対象になるといいます。日本の大学でも、単位認定されないこともあるため、引用する際には注意が必要です。
特許権や著作権がなくなり、誰でも自由に利用できる状態になっている「パブリックドメイン」から引用する場合も、出典を明記する必要があります。レポートを作成する際は引用・参照ともに正しく行うことが大切です。
引用文献を積極的に使用し、レポートを作成しよう
レポート作成時はさまざまな文献を参考にすることでしょう。引用とは、原文をそのままの形で載せることで、引用文献を明らかにさえすればレポートを作成する際にも有効に使うことができます。引用文献の記載方法は学校によって指定されている場合もありますが、そもそも引用文献の意味がよく分からないという方は、今回の記事を参考にレポートを書いてみてはいかがでしょうか。
参考
引用文献の書き方・参考文献との違い・スタイル別の記載方法-書き方|Mayonez
引用文献の書き方・参考文献との違い・書誌情報の書き方|高校・大学情報ならtap-biz
「レポート・論文の書き方」~引用の実際と注の付け方~広沢絵里子 |明治大学図書館