【番外編】レポートの基本的なルール
文字数にもルールがありますが、レポートにはほかにも基本的なルールがあります。ルールを知らないと、せっかく書いたレポートが台無しに……。レポートを書くときに知っておきたいルールを3つご紹介します。
指定された様式に従う
大学やゼミなどで提出が義務付けられるレポートは、多くのケースで様式が指定されています。
- 文字数
- 用紙のサイズ
- 表紙の有無
- 引用について
何も指定がない場合は一般的なルールに則れば問題はありませんが、指定された様式がある場合は、その指示を最優先します。定められた様式に従っていないレポートは、採点の対象外となってしまうこともあるので注意しましょう。
盗作は厳禁!
レポートを作成しているときに、表現に苦労して他人の書いたレポートを参考にすることはよくあります。ただし、他人の書いた文章を自分の文章にすることは盗作であり、犯罪となります。盗作はカンニングと同じ不正行為とみなされて、採点してもらえなくなります。
- インターネット上の情報をコピー&ペーストする
- 他人の書いたレポートを写す
- ほかの情報の文書の末尾などを変えて自分の書いたもののように見せかける
これらはすべて盗作と見なされます。また、引用する際に勝手な改ざんを行うことも絶対にやめましょう。
文体の基本的なルール
レポートの文体は「である・られる(断定・受け身)」を使用します。です・ます調はNGです。レポートとは自分の主義主張を述べるためのもの。「である(断定)」は自分の意見としてハッキリと伝えることができ、「られる(受け身)」は客観的な事実であることを読み手に伝える効果があります。
また、「~と思う」「~と考える」「~と感じる」といった表現は、曖昧な印象を与えるため避けるべきです。「~思われる」「~考えられる」といった受け身の文体にするようにしましょう。
まとめ
レポートの文字数は定められた量に則らなければいけません。原稿用紙の場合は別ですが、Wordを使用する場合は文字数カウントなどのツールを使いながら、きちんと確認をするようにしてください。
参考
レポートの字数「○文字程度」の許容範囲と理想の内容配分|キャリアパーク!ビジネス
もうレポート提出のときに悩まない! レポートを正しく書くために必要なルール|タウンワークマガジン
読みやすい文章の長さとは? 一文の長さを調べてみた。|いろはに要検討
【レポートに使える!】Wordで文字数をカウントする方法|TechAcademy
A4用紙1ページの文字数・A4のレポート用紙の場合の目安文字数|Tap-biz