レポートの見出しに悩む人必見!覚えておきたい見出しのコツとは? - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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レポート作成が苦手だという人は少なくありません。でもちょっとしたコツを覚えてしまえば、意外と楽に書けるようになるものです。この記事ではレポートの骨格となる見出しについて、作成のコツやNG事項などをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

レポートの見出しのコツ

レポートの見出しを作成するときにはコツがあります。コツをつかんでしまえば、意外と簡単……なんていうことも。ここでは5つのポイントを基本的なルールも踏まえてご紹介します。

情報を整理する

レポートのような長文を書くときには、まず書きたいことの情報を整理する必要があります。思いつくままに書いてしまうと、内容が重複したり、関連性の低い文の羅列になったりして読み手に伝わりにくい内容になってしまうからです。

情報を整理するときのおすすめは、付箋の活用です。まず付箋を用意し、テーマに対する自分の意見や参考文献、図やグラフなどの挿入について1枚ずつ書いていきます。ある程度ピックアップができたらその上で似たような内容なものをまとめ、重複しているものは割愛し、全体の骨格を作っていくのです。

そして、まとまった内容を基にまとめとなる見出しを作っていくと、流れがつかめるようになります。

章・項・節に分類する

情報を整理し、見出しの骨格ができたら、いよいよ組み立てに入ります。一般的なレポートの場合は、章(大見出し)⇒項(中見出し)⇒節(小見出し)という構成になります。1つの編に対する章を作り、章にひも付く節を展開していくのですが、その分類には数字を使うことが多いです。

  • 章(大見出し):漢数字の一(いち)
  • 項(中見出し):数字の1
  • 節(小見出し):数字の1に()を付ける・(1)

内容をまとめる過程をさらに進めて、全体的にどのような組み立てになるのかを分類していきましょう。

仮の見出しを付ける

書きたい内容や参考文献などがある程度分類できたら、1つ1つのまとまりごとに仮の見出しを付けていきます。本決まりの段階ではないので、ある程度思いついたままに書いてみましょう。

作成した見出しを順番に並べ、全体のまとまりがあるか、重複している部分はないか、章や節が見出しの内容と合っているかなどを確認します。この時点ではまだ「仮」の状態なので、修正はいくらでもすることができます。

本文の文体と合わせる

レポートの本文の文体は、基本的に「~である」といった断定の文末になります。ですます調や「~思う」などの曖昧な表現はNGのことが多いため、見出しの文体も本文の文体に合わせて作成します。ブログなどとは種類が異なるため、あまりにもキャッチーな見出しは避けましょう。

目次を付ける

レポートは読み手を意識して書かなければいけません。長い論文を最後まで読まなければ結論が分からないというレポートは実に不親切で、読み手のことを考えていないレポートといえるでしょう。いくつかの章(大見出し)に分かれるのであれば、本文に入る前に目次を付けることをおすすめします。

目次を付けるメリットは、読み手に何が書いてあるのかを簡潔に伝えられることと、自分自身がレポート全体の構成を把握できることにあります。短いレポートであれば必要ありませんが、何章かに分かれる場合は、目次を付けましょう。