レポートを書くときに気をつけるポイント
引用は全体の3割程度におさえる
レポートには引用を使用できますが、全体の3割程度におさえましょう。また、引用を用いる場合は、引用した文や図表に引用であることを明記するのを忘れないようにしましょう。引用は、自分の考えを根拠づける資料です。積極的に用いることで、レポートに説得力が生まれます。
基本はA4用紙・横書き・平成明朝を使って書く
レポートは基本的にA4用紙を使って横書き、フォントは平成明朝を使いましょう。文字のサイズはバランスよく見えやすい10.5ポイントがおすすめです。レポートのサイズや書き方に指定があるときは、そちらに従いましょう。
間違えやすい日本語の表現に気をつける
「ですます」と「である」を交ぜない
レポートを書くときは、「ですます調」と「である調」を混在させず、どちらか1つに統一しましょう。大学のレポートや論文の場合は、である調で書くように指定されていることが多いです。このように指定がある場合は、その表現方法に従って書きましょう。
接続詞を使い過ぎない
レポートの文章を書くときは、接続詞を使い過ぎないように気をつけましょう。流れが自然で論理的な文章であれば、接続詞を使わなくても伝わりやすい文章になります。
また、接続詞を使用する場合も、接続詞の前後のつながりが不自然ではないかを確認することが大切です。「しかし」とつなげているのに前の文と逆のことを述べていない、「そのため」とつなげているのに前後が原因と結果の関係になっていないなど、間違いやすいポイントを再度確認してみましょう。
1文は30文字以内にまとめる
シンプルで読みやすい文章にするために、1文は30文字以内にまとめましょう。長くても40文字程度がベターです。1文が長いときは、もっと短い文章にできないか、1文を分けられないか考えてみましょう。
「~というのは」を極力使用しない
「~というのは」は極力使用せず、「~は」を使いましょう。「~というのは」を使用し過ぎると曖昧さが増し、はっきりしない文章になります。
具体例
- 研究をするというのは → 研究をするのは
- 駅まで走るというのは → 駅まで走るのは
「~というのは」を極力使わず、簡潔でスッキリとした文章を目指しましょう。
終わりに
レポートでは、箇条書きを適度に使うことができます。箇条書きは分かりやすく伝えるために有効な手段でもあるので、要所で使用してレポートの質を高めてください。また、レポートには基本的な書き方があります。しかし、書き慣れていない人にとっては分かりにくく、戸惑いやすいものです。レポートを書く機会があれば、ぜひこの記事を分かりやすいレポート作成のヒントに役立ててください。
参考
大学の先生に「教授ウケ」するレポートの書き方を聞いてみた!|dodaキャンパス
レポートの書き方-読む人を納得させる基本となる2スタイル|リスタ!
もうレポート提出のときに悩まない!レポートを正しく書くために必要なルール|タウンワークマガジン