工学院大学の学費
工学院大学の初年度納入費は、合計で約167万円です(先進工学部は約169万円)。以下に示すのが、2019年度入学生の学費です。
(参照元:お金・保険に関すること 学費・入学金2019年度学費・入学金|工学院大学)
卒業後の進路・就職率・就職先
工学院大学・大学院の学生の就職率は、2019年度は94.4%、2018年度は96.1%、2017年度は94.0%でした。
(参照元:就職実績|工学院大学)
具体的な就職先としては、過去3年間で大和ハウス工業株式会社、株式会社関電工、株式会社富士通ゼネラル、株式会社日立製作所、凸版印刷株式会社と続いています。また、東京都庁や国土交通省関東地方整備局などの公的機関に入るケースもあります。
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工学院大学の著名な卒業生
工学院大学は、建築家を初めてして経営者、漫画家など多彩な卒業生を輩出しています。ここでは、その一部を方をご紹介します。
名前(敬称略) | 活躍分野 |
上田卓司 | 元フジタ社長 |
木田保造 | 木田組(木田建業)創設者 |
今泉善一 | 建築家 |
菊池山哉 | 土木技師・郷土史家 |
西和彦 | アスキー創業者 |
(工学院大学 出身の有名人|みんなの大学情報,工学院大学の人物一覧|Wikipedia より筆者作成)
工学院大学の3つの特色
最後は、工学院大学の「豊富な研究室」「エリア防災への取り組み」「多彩な学生プロジェクト」の3つの特色をご紹介します。
160を超える研究室
工学院大学には、161もの研究室があります。工学院大学では、研究室の数が多いだけ、未来への扉が増えると捉えており、「研究室の数だけ未来への扉がある」というスローガンの下、多くの学生が多様な研究テーマを設けて、学びを深めています。
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エリア防災への積極的な取り組み
工学院大学は、キャンパスがある新宿区と八王子市と連携協定を結び、工学の技術を活かしたエリア防災への積極的な取り組みを行っています。
具体的には、東京都主催の耐震フォーラムで工学院大学の教授が基調講演を行ったり、工学院大学が開発した「一時滞在施設開設キット」が訓練で活用されたり、まちづくり学科の研究室がデザインした防災訓練を中学校で行ったりする活動を展開しています。
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多彩な学生プロジェクト
研究室が多彩な工学院大学では、学部間、学部生・大学院生の垣根を越え、分野を融合させた学生プロジェクトに積極的に取り組んでいます。
例えば、ソーラーチームは、全学部から集まった300名以上のメンバーがオーストラリアで開催される世界大会の優勝を目指して設計・製作、マネジメント、広報など全ての活動を行っています。
また、工学院大学ロボットプロジェクトでは、NHK学生ロボコンの優勝を目指して、ロボット製作を行っています。
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まとめ
工学院大学は、「四工大」と言われる工学系の有名大学です。取り組みや施設も先進的で、「ものづくり」に関心のある学生であれば興味を持つであろう大学の一つでしょう。偏差値は、50~57.5で、難関の部類に入る大学でもあります。この記事を読んで、工学院大学に関心を持たれた方は、ぜひ一度工学院大学に足を運んでみることをおすすめします。
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