日本女子大学の偏差値と難易度はどのくらい?大学情報も一緒に紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

日本女子大学の大学情報

こちらの章では、日本女子大の大学情報について紹介します。

概要と歴史

日本女子大は、1901年に日本初の女子の高等教育機関(大学)として実業家の広岡朝子氏と教育者・成瀬仁蔵氏らよって創設されました。時代のニーズに合わせて、これまでに何度か学部や学科の再編しています。2019年10月時点で、家政学部・文学部・人間社会学部・理学部の4学部で編成されており、学生が一社会人として活躍し、自立できるよう尽力しています。

近年の日本女子大は、NHKの朝の連続テレビ小説『あさが来た』のモデルとなった大学として知られています。

卒業後の進路・就職率・就職先

日本女子大では、入学時からキャリアサポートに取り組んでいるのが特徴であり、OGを招いた講演会を開くなど、早い時期から将来を見据えたキャリアプログラムを展開してます。

2018年度卒業生の進路については、全体の約89%が就職、残りの約11%が進学しています。就職率は約99%でした。

参考

進路状況|日本女子大

就職先に関しては、学部によって傾向に違いがあります。例えば、児童学科がある家政学部や教育学科がある人間社会学部であれば、学校や幼稚園教諭が多めです。ほかにも理学部では、SEといった専門職として就職する割合が高め。大学で学んだ内容が就職先でも活かされていることがうかがえます。

参考

職種別就職決定状況|日本女子大学

学費

大学の情報を集める際に知っておきたいのが、学費のこと。

日本女子大の学部生の学費は以下の通りです。なお、学費の情報については、2019年度の内容となっています。

入学金

全学部共通:200,000円

1年次・学費納入額

学部/学科 前期納入 後期納入 合計
家政学部 児童・被服 829,260 564,600 1,393,860
食物/食物学 894,260 629,600 1,523,860
食物/管理栄養士 894,330 629,600 1,523,930
住居 869,260 604,600 1,473,860
家政経済 779,260 514,600 1,293,860
文学部・人間社会学部 779,260 514,600 1,293,860
理学部 879,260 614,600 1,493,860

※前期納入額には、入学金200,000円を含む

2020年度募集要項 一般入試・英語外部利用型一般入試・センター試験利用入試|日本女子大学(P35の10.学費等) より筆者作成)

納入金額に関しては、変更する場合もありますので、最新情報については、大学の公式ホームページでチェックすることをおすすめします。

また、日本女子大は、以上の納入金額のほかにも実験実習料を負担することになります。学費のページに詳細を掲載しています。

参考

学費 – 学部新入生 | 日本女子大学

日本女子大の著名な卒業生

日本女子大は、創立当初から「女性の自立」を目的として教育を展開していることもあり、卒業生は今も昔も各方面で活躍しているのが特徴です。以下の方が、主な著名な卒業生として挙挙げられます。

  • 橋田壽賀子さん:脚本家/文学部国文学科卒業
  • 高橋留美子さん:漫画家/文学部史学科卒業
  • 大石静さん:脚本家/文学部国文学科卒業
  • 妹島和世さん:建築家/家政学部住居学科卒業後、大学院修了
  • 小室淑恵さん:実業家・株式会社ワーク・ライフバランス社長/文学部日本文学科卒業
  • 首藤奈知子さん:NHK松山放送局アナウンサー/家政学部被服学科卒業
  • 笹川友里さん:TBSアナウンサー/家政学部家政経済学科卒業

参考

日本女子大学出身の有名人 | みんなの大学情報

まとめ

日本女子大学は、日本で初めての女子の教育機関であり、100年以上の歴史があります。就職実績が良い女子大としても知られており、これまで数多くの著名な卒業生が活躍しています。日本女子大学の偏差値や難易度については、学部によって違いがあるものの、50台半ばから60程度の偏差値のようです。成蹊大・成城大などが併願校の候補です。

日本女子大は、文系学部も理系学部もあり、幅広いカリキュラムを展開している大学です。女子の受験生で首都圏の大学を検討するときは、日本女子大の情報も忘れずにチェックしてみてはいかがでしょうか。

参考

沿革|日本女子大学

広岡浅子特集|日本女子大学

就職進路状況 | 日本女子大学

女子大就職、一般職よりスキル欲しい 増えるIT系|U22|NIKKEI STYLE

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オダルミコ

都内在住のライター。子育て・教育・ライフスタイル・働き方を中心に心をこめて執筆をしています。ライティングを通して、知識が増え、視野が広がることに生きがいを感じています。プライベートではティーンエイジャーの娘と息子の母です。