Warning: Undefined variable $beforeIndex in /home/sekaisha/cocoiro.me/public_html/wp-content/themes/cocoirocareer/functions.php on line 1003
英検準2級は、世界で使える英語の入口となる級です。大学入試の学習にもつながりますし、海外留学や履歴書でも評価される2級につながるステップとなります。今回の記事では、英検準2級の「単語」の効果的な勉強法とおすすめのアプリ・サイトをご紹介します。ぜひ、ご自身に合った勉強法を見つける参考にしてください。
もくじ
英検準2級の単語
英検準2級の語彙数は、3,000~4,000程度と言われています。ここでは、日本英語検定協会が示している難易度から語彙のレベルを検証し、英検準2級の過去問からどのレベルの英単語が出題されているかを確認していきます。レベルチェックの参考にしてください。
参考
英検準2級の単語勉強法を紹介!おすすめ単語帳やアプリ紹介も|Langoo
語彙のレベル
日本英語検定協会は、各級の目安を公表していますが、語彙数は明確に述べていません。準2級のレベルは「高校中級程度」です。現行の学習指導要領を確認すると、高校3年間の語彙数は1,800語です。中学3年間の1,200語と合わせるとおおよそ3,000語になりますので、一般的に言われている語彙数と大きな隔たりはありません。
準2級の評価基準は下記のとおりです。
読む:日常生活の話題に関する文章を理解することができる。
聞く:日常生活の話題に関する内容を理解することができる。
話す:日常生活の話題についてやりとりすることができる。
書く:日常生活の話題について書くことができる。
(引用元:各級の審査基準|英検)
英検準2級の試験内容では、歴史や教育、科学、自然、環境などの社会的な話題が取り上げられています。
(参照元:準2級の試験内容|英検)
参考
重要単語
2019年の第2回試験の問題から、いくつか単語や熟語を抜粋しました。
- Emotional
- Doubled
- Complete
- Decision
- Exhibition
- Harvest
- Weigh
- Physically
- chew
- Run it over
- Search for
- Make it out
- The other
- Lay it down
- Look after
(2019年度第2回問題冊子|準2級の過去問・対策|英検 より一部抜粋)
1~10は形容詞や名詞で、10~15は熟語です。英検準2級では時制もさまざまありますので、動詞の活用も理解しておく必要があります。
英単語勉強法
英単語だけではありませんが、記憶する際のポイントは「繰り返し」です。一度に処理できる情報量は決まっています。そのため、人間は忘れることで新しい情報を取り入れていきます。学習計画を立てる大前提として、「忘れる」ということを意識するようにしましょう。
短時間で5周以上する
人の記憶について参照される図に、エビングハウスの忘却曲線があります。これは、1回目よりも2回目、3回目と繰り返し記憶した方が、覚えるのが楽になるという実験結果を表したものです。
忘却曲線によると、1時間後には、1回目の56%の時間で記憶することができると考えられます。1日後には、1回目の66%です。また、繰り返し復習することで記憶に定着していきます。そう考えると、頻繁に復習することが記憶を定着させるには良いことが分かります。
例えば、1日目に50個の単語を学習します。2日目にも、同じ単語50個を繰り返し学習します。これを、少なくとも5回以上繰り返すようにします。1日目で50個の単語をすべて覚えるのは大変ですが、2日目、3日目と覚えられる単語が増えていって、次第に楽になっていくでしょう。徐々に、50個の単語を覚えるのにかかる時間が少なくなっていくのです。さらに、毎日同じものを見ることで、脳が重要なことだと判断しやすくなり、記憶として定着しやすくなります。
適切なタイミングで復習する
復習するタイミングは、しばらく時間が空いてからの方がいいでしょう。単語を覚えて、10分後にすぐ復習しても、まだ記憶に残っています。しかし、1日経つとかなりのことを忘れています。
そのため、1日後に改めて学習することをおすすめします。エビングハウスの忘却曲線では、1日後も2日後も6日後も、改めて覚えるのにかかる時間はそんなに変わりません。それであれば、1日後に再度覚え直すことで、短い期間で長期的に単語を記憶に残すことができるでしょう。
参考
エビングハウスの忘却曲線 誤解と本当の意味|超図解ズーミング