追手門学院大学の偏差値はどれくらい?就職や入試情報も紹介! - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

追手門学院大学は、通称「追大(おいだい)」と呼ばれる大阪にある私立大学です。1940年に前身となる中学校が創設され、1966年には学院創立80周年記念事業として大学が開設されました。伝統を大切にし、現在では0歳児~大学院生までの総合大学として、数々の業績を残しています。今回は、そんな追手門学院大学の学部ごとの偏差値や入試難易度、学費や卒業後の進路などについてご紹介します。

追手門学院大学の学部の偏差値について

追手門学院大学には、6学部が設置されています。偏差値目安は学部によって異なりますので、学部の特徴と一緒に紹介します。この記事では、偏差値は河合塾のデータを参照しています。

経済学部・経済学科

学科 偏差値 センター得点率【%】
経済学科 50 67~71

経済学部・経済学科は、経済について理論的に考え、社会に役立つ知識やスキルを身につけることができます。経済とは、商品やサービスを提供し、利益を上げるお金の流れのことをいいます。1年次では経済学の基礎について学び、2年次からは5つのコースに分かれて専門分野を追究し、3年次以降はゼミなどを通して自分の進路に合った専門領域を学んでいきます。

経済学部の偏差値目安は50となっており、難易度は標準レベルといえるでしょう。経済学について体系的に学習することができ、将来はNPO・NGO・保険・証券・環境ビジネス・地域開発・マーケティング・医療介護など、幅広い進路選択が可能になります。選抜制の特別プログラム「OE50」では、専門教員からビジネススキルを学ぶこともできます。

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経済学部|学部案内|追手門学院大学

追手門学院大学経済学部/偏差値・セ試得点率|大学受験パスナビ:旺文社

経営学部・経営学科

専攻 偏差値 センター得点率【%】
経営・マーケティング専攻 47.5~50 71~72
法務専攻 47.5 64~67
ビジネス心理専攻 47.5~50 65~72
情報システム専攻 45~47.5 64~70

追手門学院大学の経営学部・経営学科は、2019年度からカリキュラムを一新しています。「経営・マーケティング専攻」「法務専攻」「ビジネス心理専攻」「情報システム専攻」の4専攻を設置することで、専門領域について深く学ぶことができ、実際のビジネスの現場で即戦力となる知識や能力を養うことができます。

1年次は経営学と会計学の基礎を学習し、2年次以降の専門領域の土台を作っていきます。実践的な学びを経験できることも経営学部の特徴の1つですが、資格取得にも力を入れているため、就職時に生かすことができます。経営学部・経営学科の偏差値目安は45~50となっています。

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経営学部|学部案内|追手門学院大学

追手門学院大学経営学部/偏差値・セ試得点率|大学受験パスナビ:旺文社

地域創造学部・地域創造学科

学科 偏差値 センター得点率【%】
地域創造学科 47.5~50 68~72

日本では少子高齢化が進み、地域活性化が大きな課題となっています。人口が減少する地域社会を活性化するために、地方の名産品を使って新商品を開発したり、世界遺産をテーマとした観光プランを作ったりと、地域活性化に向けたさまざまな実践的な学びやプロジェクトを展開しているのが、地域創造学部です。

各地域のネットワークを生かし、国際化を視野に入れながら地域の魅力を発信し、新たな価値を生み出していく人材を育成することが地域創造学部の大きな目的です。

1年次は「地域創造」とは何かについての理解を深め、必要な基礎力を養います。2年次以降は専門コースとなり、食と農で地域産業に新しい価値を加える「食農マネジメントコース」、政策と経済、2つの視点で地域の課題に挑む「地域政策コース」、旅行者と住民の交流について探究する「観光コース」、デザインでくらしの場を変えていく「地域デザインコース」からコースを選択し、学びを深めていきます。

地域創造学部の偏差値は47.5~50となっており、難易度は比較的高くないといえるでしょう。地域活性化のために貢献したいという方にとっては魅力的な学部です。

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地域創造学部|学部案内|追手門学院大学

追手門学院大学地域創造学部/偏差値・セ試得点率|大学受験パスナビ:旺文社

社会学部・社会学科

学科 偏差値 センター得点率【%】
社会学科 47.5~50 68~72

社会学とは、私たちの身の回りで起こっている出来事について分析する学問のことをいいます。メディア・ファッション・スポーツなど、さまざまな分野を研究し、社会学的な視点から考察することで今後の社会の動きについて理解することができます。

追手門学院大学の社会学部は、2020年に新たに設立される「スポーツ文化学専攻」と「社会学専攻」の2専攻となっており、4つのコースから関心のある分野を選択し、考察力を養います。

「現代社会学コース」「社会文化デザインコース」「スポーツ文化デザインコース」「地域・健康スポーツコース」の4つのコースは専門性を高めるだけでなく、4年次からの就職活動にも役立てることができます。社会学部の偏差値目安は、47.5~50となっています。

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社会学部|学部案内|追手門学院大学

追手門学院大学社会学部/偏差値・セ試得点率|大学受験パスナビ:旺文社

心理学部・心理学科

学科 偏差値 センター得点率【%】
心理学科 50 71~73

心理学と聞くと、ある特定の専門分野というイメージがありますが、心理学は人間関係や教育、ビジネスなど、さまざまな分野で役立てることができます。1年次は心理学の基礎について学び、2年次からは「社会・犯罪心理学コース」「認知・脳神経科学コース」「発達・教育心理学コース」「臨床心理学コース」の4つの専門コースに分かれ、専門分野の本格的な学びがスタートします。

追手門学院大学の心理学部の大きな特徴が、国家資格である公認心理師の養成に力を入れていることです。公認心理師とは、日本初の心理職の国家資格で、近年需要が高まっている資格の1つです。ストレス社会といわれている現代社会では心理カウンセリングを導入する企業が増えるなど、心理職の資格が求められるようになっています。心理学系の資格取得を目指す学生にはまさにぴったりの学部といえるでしょう。心理学部の偏差値目安は50となっています。

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心理学部|学部案内|追手門学院大学

追手門学院大学心理学部/偏差値・セ試得点率|大学受験パスナビ:旺文社

国際教養学部

学科 偏差値 センター得点率【%】
国際教養学科 47.5~50 66~68
国際日本学科 45 65~68

グローバル化がますます加速する中、英語力が求められる機会が増えてきています。国際的視点や語学力を養うことができる国際教養学部では、全員参加が可能な短期海外留学プログラムをはじめ、母国語である日本語の運用能力やコミュニケーション能力、さらにはプレゼンテーション能力の向上にも力を入れています。日本独自の文化について学ぶことで、国際的視点や日本への理解を深め、グローバル化に対応できる人材を育成していきます。

追手門学院大学の国際教養学部は「国際教養学科」と「国際日本学科」の2つの学科があります。それぞれの学科の特徴と、偏差値目安についてご紹介します。

国際教養学科

国際教養学科は、学内留学や短期海外留学制度などを通して、実践的な英語力と広い視野を身につけることを目標としています。短期海外留学制度は原則4週間、全員が海外留学をするプログラムとなっており、語学への興味や英語力向上につなげることができます。2年次以降は「グローバルリーダーコース」「グローバルキャリアコース」「グローバルコミュニケーションコース」の3つのコースに分かれ、英語を生かしながら専門分野について学んでいきます。

国際教養学科の偏差値目安は47.5~50となっており、大学から本格的に英語を勉強したいという方でも受験しやすいレベルとなっています。

国際日本学科

国際日本学科では、4年間を通して日本文化の理解や日本語運用能力を高めることを目的としており、国際的な視点から日本の魅力を世界に発信していく力を養うことができます。1年次は日本語の文法や古典、日本史などについて学び、2年次からは日本の文化を学ぶ「クールジャパン学」「笑学」「日本学」の3コースから好きなコースを履修します。

国際教養学科の短期留学制度にも参加することが可能で、英語を学びながら母国語の日本語についての理解を深めることができます。将来は観光産業や外資系企業などで働きたいという方には、ぴったりの学部といえるでしょう。また、国際日本学科の偏差値は45となっています。

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国際教養学科|国際教養学部|学部案内|追手門学院大学

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追手門学院大学国際教養学部/偏差値・セ試得点率|大学受験パスナビ:旺文社