山梨大学の著名な卒業生
山梨大学出身の著名人は、政財界で活躍されている方が多いです。下記に代表的な方の名前と、活躍された分野をご紹介します。
名前(敬称略) | 活躍分野 |
大村智 | ノーベル生理学・医学賞受賞 |
石黒浩 | ロボット工学者 |
北澤通宏 | 富士電機株式会社 代表取締役社長 |
久保和喜 | アップルインターナショナル株式会社 代表取締役会長兼社長 |
参考
山梨大学の3つの特色
最後に、意外と知られていない山梨大学の3つの特色をご紹介します。キーワードは、「自然環境」「ワイン」「附属施設」です。
豊かな自然環境
山梨大学は、都心からのアクセスが2時間にもかかわらず、南に世界文化遺産の富士山、北に八ヶ岳、西に南アルプス連峰を望む自然豊かな土地です。また、武田信玄の時代より豊かな自然や水を使った治水が行われてきました。その豊かな自然のもとで、水資源の枯渇や水災害などの研究が積極的に行われています。
豊かな自然環境だからこそ、環境問題に対して真剣な取り組みを行っています。具体的には、山梨大学に附属する国際流域環境研究センターの活動があります。国際流域環境研究センターは、水に関する問題の解決方法を研究するため、また、水の専門家の国際的ネットワーク形成のために活動しています。
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山梨大学ワイン
山梨大学には、ワイン科学研究センターという施設があります。日本で唯一、ワインを科学的に研究しているところです。産学連携の一環として、ワイン科学研究センターで開発された技術をもとにつくられたワインを、地元のワイナリーと共同で商品化しています。
国産のブドウを原料としており、白ワイン・赤ワインのどちらも販売しています。山梨大学周辺のコンビニや各ワイナリーで取り扱っています。
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多様な附属施設
山梨大学には、多様な附属施設があります。医学部には山梨大学医学部附属病院がありますし、工学部にはものづくり教育実践センターがあります。ものづくり教育実践センターでは、学科横断的なプロジェクトを行ったり、地域の高校教員・高校生を対象に技術研修を行ったり、ものづくり教育を積極的にしています。
また、生命環境学部は附属の農場を持っています。農場ではブドウを中心に、桃や梨、さくらんぼなどの果物のほか、ニンジンやトウモロコシなどの野菜類も栽培しています。
まとめ
山梨大学の偏差値は、医学科をのぞくと42.5~52.5です。ほかの地方国立大学とほぼ同じレベルと考えていいでしょう。また、学生数も5,000人未満(2019年10月現在)となっており、教授と近い距離で学ぶことができます。関心を持たれた方は、偏差値や難易度だけでは分からない「雰囲気」や「学びの環境」を知るために、一度足を運んでみることをおすすめします。
参考
【最新2019年】山梨大学の偏差値【学部別偏差値ランキング】|STUDY FOR.