【英検4級】試験内容・レベル・受ける時期について解説します - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

必要な語彙力と合格率・合格点

英検4級を合格するために必要な語彙数は、およそ600〜700語が目安となります。確実に合格を目指す場合は、1000語あたりを目標にすると良いでしょう。
合格率は、志願者数のおよそ70%で、5級が80%であることに対しやや合格難易度が上がると言えます。合格ラインの目安となる点数は、筆記・リスニングそれぞれの正解率が6割程度となります。

受験する時期

英検4級を受験する時期としておすすめなのは、中学1年生、遅くても中学2年生までには取得しておきたいレベルでしょう。英語の得意な小学生がチャレンジするのにも適した級です。中学入試・高校入試では、英検4級を持っていると場合によっては加点が付くこともあります。難易度としてもそれほど高度ではないため、入試で利用する場合は余裕をもって4級を受験しておきましょう。また、中学3年生になると3級や準2級を目指して英検を受験する学生も増えるため、まずは腕試しとして試してみるのもおすすめです。
高校生以上では、4級の内容は易しすぎるため、準2級、もしくは本格的に英語学習を始める場合、TOEICなど世界的に受験者の多い英語能力検定を受けても良いでしょう。

まとめ:3級以上を目指すためのステップとして、4級はおすすめ

英検4級は、全7階級ある英検の中でもまだまだ基礎レベルです。小学生の受験者の割合も多く、英語が得意でなくても、学校の英語教育を普通に受けてきた大人であれば合格することができるでしょう。
基礎的であるといっても、英検4級は日常会話における最も根幹の表現方法となる文型や文法が出題されます。まだまだ英語はできないけど、これから英語力をもっと磨きたい、という方におすすめです。自分の英語力を知りたい小中学生、英語の勉強を一から見直したい社会人の方は、まずは4級を自信を持って取得し、徐々にステップアップしていけると良いでしょう。

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cocoiro編集部

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