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子供が英検3級の面接に落ちてしまった! 親御さんの中には、「なにが原因だったの?」と悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。1次試験では、自分の受けた級の問題の答え合わせをすれば間違ったところがどこなのかを知ることができますが、面接試験の結果では具体的になにが原因だったのかを知ることは難しいものです。当記事では、英検3級の面接に落ちる人の特徴や合格するための対策について紹介します。
もくじ
英検3級面接の配点と評価のポイント
英検3級の面接は、面接委員1人受験者1人の個人面接で、全て英語で行われます。時間は5分程度で、課題と問題数は以下のようになっています。
英検3級2次試験の形式と問題数
課題 | 課題詳細 | 問題数 |
音読 | 30語程度のパッセージ(英文)を読む | 1 |
パッセージについての質問 | 音読したパッセージに関する質問に答える | 1 |
イラストについての質問 | イラストの中の人物や物にの状況を描写 | 2 |
受験者自身についての質問 | 日常生活の身近なことに関する質問に答える | 2 |
(引用元:3級の試験内容|公益財団法人日本英語検定協会より著者作成)
面接試験の配点は?
英検の各級の合格基準スコアは固定されており、英検3級2次試験合格基準スコアは353点(満点550点)です。分野別の得点としては、以下のように分けて採点されます。(全答案が採点された後に統計的手法を用いてスコアが算出されます。)
参考
英検CSEスコアでの合否判定方法について|公益財団法人日本英語検定協会
分野別配点
分野 | 配点 |
リーディング | 5点 |
Q&A | 25点 |
アティチュード | 3点 |
評価のポイント
面接では、それぞれの分野において評価されます。
- リーディング
音読の際に、英文の内容が聞き手にきちんと伝わるように読めているかが評価されます。
- Q&A
与えられた情報や面接委員の質問をしっかり理解しているか、適切な表現を使って答えられているか、質問に対応した答えを述べることができているかなどが評価の対象となります。
- アティチュード
入室から退室までのやりとりの中で、受験者が積極的にコミュニケーションを取ろうとしているかどうかが問われます。
英検3級面接に落ちる原因は?
それでは、具体的になにが原因で英検3級の面接に落ちてしまうのでしょうか。考えられる原因をいくつか挙げてみました。
発話力が足りない
英検3級の面接に落ちる原因としてまず考えられるのが、発話力そのものが足りないということです。質問の聞き取り・理解はできていても、自分の言いたいことを英語でアウトプットすることができなければ点数につながりません。
質問が聞き取れない
Q&A(質疑応答)の配点は25点で、スコアの大半を占めています。面接委員の英語での質問がよく聞き取れない人には合格は難しいでしょう。ただし、面接に進む人は1次試験に合格するだけの英語力があるはずですので、面接の場の雰囲気に慣れておらず集中できなかったことが理由とも考えられます。
緊張しすぎる
緊張しすぎて実力を発揮できない場合もあります。面接に合格するだけの英語力はあるのに、緊張していて解答できなかったり、間違ったと思って動揺して実力が十分発揮できなかったりすることが原因で減点されてしまう人もいます。
態度点で減点
アティチュード(態度)で減点されてしまい不合格となる人もいます。英検の面接では積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢が採点のポイントとなります。次のようなことは減点の対象となります。
- 沈黙してしまった(不自然な間があった)
- 面接委員の目を見て話せなかった
- 挨拶を返せなかった
- 声が小さかった
- 何度も聞き返してしまった