高卒認定試験の合格率
文部科学省によると、2018年度の高卒認定試験の受験者数は2万1,220人だったのに対し、合格者は9,224人という結果でした。43%の人が合格しているということです。
参考
平成30年度第2回高等学校卒業程度認定試験実施結果について|文部科学省P.1
合格率は4割程度だから難しいのでは? と思うかもしれません。この43%という数字は、「これまで合格してきた科目もあって、2018年に受験した時にすべての科目に合格した人」のことを指しています。当然、この年度に初めて受験し、必要とされる科目で全部合格点を取っていても、高卒認定には合格していないのでこの数字には反映されていません。
2018年度度に1科目以上合格した人は1万9,006人いて、1科目以上の合格率は89%となっています。
参考
平成30年度第2回高等学校卒業程度認定試験実施結果について|文部科学省P.2
各科目の合格率は比較的高いと言えるでしょう。
まとめ
高卒認定試験は科目の選び方によっては、8科目で合格することができます。試験に合格するためには地理歴史は出題範囲が狭いAを選択した方が良いでしょう。また、受験科目を少なくするという観点で言えば公民は「現代社会」を、理科は「科学と人間生活」を受験することをおすすめします。
中卒よりも高卒の方が就職活動には有利なので、この機会に高卒認定試験を受験してみてはいかがでしょうか。
参考
科目を選べ! 高認は効率よく勉強して受かる!?|J-Web School
【高認合格の攻略法】最小&簡単な科目選択で効率的に取得しよう|キズキ教育塾
高卒認定試験(高認)必修科目の世界史!AとBのどちらを選べば良い?|高認合格ナビ
高卒認定試験のオススメ科目選択と簡単な教科【経験者の紹介】|不登校ナビ