タイプ別に解説!高卒ニートが就職するまでの手引きやおすすめの業種 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

最終学歴が高卒で、ニートを経験してしまったら就職は絶望的だ……と思っている方は多いのではないでしょうか。ニートだった期間の長短によって就職までの道のりは違いますが、段階を踏んでいけば就職できるでしょう。

この記事では、高卒後ずっとニートである人、アルバイト経験だけあるニートの人、就職経験があるニートの人の3つのタイプに分け、就職するための方法を説明していきます。

また、記事の後半ではニートでも挑戦しやすい業種についてもご紹介していきます。

就職するために必要な心構え

まずは、就職する前に確認しておきたい心構えを紹介します。

若いうちに仕事をする決意が大事

将来就職することを考えているならば、行動するのが早いに越したことはありません。そろそろ就職しないといけないな、年取ってから就職は厳しいらしいな、と分かっていても、なかなか行動に起こせないことも多いかもしれません。1ヶ月後、半年後に就職しようと目標を定めていても、やがてどんどん先延ばしにしているかもしれません。

ニート歴が長くなり年齢が上がるにつれて、就職活動をしても採用されにくくなります。就職に向けて自分を磨くことも大切。一方で、少しでも若いうちから仕事をしようとする決断もまた大切です。

否定的にならない

「どうせニートだから就職は厳しい」「ニート歴があるから面接に行っても受からないだろう」と否定的な気持ちになると、モチベーションがどんどん下がってしまいます。ニートだったころの自分と、今の自分の気持ちの違いを面接で話せば、面接官の好感度もアップするでしょう。否定的にならず、前向きに物事を考えましょう。

高卒後、ずっとニートだった場合の就職方法

アルバイト経験や就職した経験が全くない場合、どのような手順を踏んで就職すればいいのでしょうか。いきなり就職活動を進めるのではなく、コミュニケーション力を伸ばしてアルバイトから始めるのがいいでしょう。

高卒からずっとニートだった場合の就職方法についてご紹介していきます。

コミュニケーション力を伸ばす

ニートで部屋に引きこもっていると、人と話す機会が極端に少なくなっているかもしれません。まずは家族と話をする時間を増やし、慣れてきたら友達に連絡して話す機会を増やしましょう。

しばらくコミュニケーションを取っていなければ、初めは不安になるかもしれません。仕事をする決心がついたらまず人と話し、コミュニケーション力をつけることが大切です。

正社員ではなくアルバイトから始める

高卒後、社会経験がなくずっとニートだったのであれば、まずはアルバイトから始めてみましょう。ニートから正社員を目指すと、社会経験がないからと不採用になる可能性が高いです。まずはアルバイトで仕事がどんなものか、身をもって体験することが大切です。自分に合う仕事、合わない仕事があるので、アルバイトをしながらどんな職に就きたいか考えてみるのもいいでしょう。

また、アルバイトをしているとバイト仲間や先輩と話す機会がありますし、就職についての相談や情報収集も進めることができます。

アルバイトをしながら就職活動をする

アルバイトで社会経験をし、どこに就職したいかある程度決まってきたら就職活動を始めましょう。アルバイトのシフトを調整しながら就職活動を進めましょう。就職活動のためにアルバイトをやめてしまうのはもったいないものです。アルバイトをしながら就職活動をするといいでしょう。

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