日本からの留学生に人気があるアメリカの中でも、カリフォルニア州は留学生の受け入れが特に多いことで知られています。カリフォルニア大学サンディエゴ校は、有名なカリフォルニア大学のひとつで、全米でもトップレベルの州立大学です。当記事では、カリフォルニア大学サンディエゴ校について詳しくご説明します。
もくじ
カリフォルニア大学サンディエゴ校ってどんな学校？
それでは、カリフォルニア大学サンディエゴ校がどのような学校なのか見ていきましょう。
基本情報
学校の環境
アメリカの西海岸に位置するカリフォルニア州は、太平洋に面しています。サンディエゴは、観光地として有名なロサンゼルスから南へ車で約3時間、サンディエゴからメキシコ国境までは車でおよそ30分です。年間晴天日数が300日以上という、アメリカでもっとも天気の良い街として知られており、人気のビーチリゾート地としても有名です。
カリフォルニア州の都市の中では、サンディエゴは比較的治安の良い地域と言われています。カリフォルニア大学サンディエゴ校のキャンパスは、高級住宅地として有名なラ・ホヤの美しいビーチ沿いにあります。
設立
1960年
運営
州立大学（公立大学）
学生数
- 学部学生：30,285人（2018〜2019年）
- 大学院生：8,513人（2018〜2019年）
参考
INSTITUTIONAL RESEARCH STUDENT PROFILE2018-2019｜UC San Diego
University of California, San Diego [UCSD] Extension｜留学ジャーナル
留学生率
カリフォルニア大学サンディエゴ校の留学生の割合は約23.7%です。8,473人の留学生のうち、5,546人が学部学生です。
参考
University of California-San Diego｜college factual
学期制
4半期制
学部
理学部・工学部・法学部・社会学部・経済学部・国際学部・医学部・国際関係学部・人文科学部・マネジメント学部・人間学部・生命工学部・歴史学部・文学部・心理学部
授業料
カリフォルニア大学の学費は年々増加傾向にあります。州民の学費に加えて、留学生は州民外住民の授業料も払わなければならないので、かなりの金額が必要となります。
1年間の学費の目安（2019〜2020）
| 費目 | 金額 |
| カリフォルニア州民授業料 | 1,589,610円 |
| テキスト代・その他必需品 | 124,080円 |
| 州民外授業料 | 3,272,940円 |
| 合計 | 4,986,630円 |
＊1ドル110円で計算しています。
（UNDERGRADUATES COST OF ATTENDANCE FOR 2019-2020｜UC San Diegoより筆者作成）
滞在の種類
短期留学生は、希望によりホームステイ先を紹介してくれます（場合によっては申し込み手数料が必要）。ホームステイ斡旋を希望される方は、遅くても渡米の4週間から6週間くらい前には申請するようにしましょう。そのほかは、ホテルやユースホステルに滞在することもできます。長期留学生は、キャンパス内にある学生アパートに滞在することができます。
滞在費の目安
カリフォルニア大学のホームページによると、滞在費の目安は、食費も含めて約14,295ドル（約1,543,000円）とのことです。サンディエゴの物価や住居費は、ロサンゼルスやサンフランシスコなどと比べると比較的安価です。
参考
UNDERGRADUATE COST OF ATTENDANCE FOR 2019-2020｜UC San Diego
入学の難易度は？
カリフォルニア大学サンディエゴ校の入学生のSAT（大学進学適性試験）の平均は、約1390点と言われています。アメリカの名門私立大学8校、いわゆるアイビーリーグの入学生のSATの平均スコアが1400〜1500点ですので、カリフォルニア大学サンディエゴ校はアメリカでも非常に難易度の高い大学と言えるでしょう。留学生の場合はSATに加え、申請条件としてTOEFL iBTで83点以上、IELTSで7.0以上が必要となります。
参考
INTERNATIONAL STUDENTS｜UC San Diego
