スタイリストになるには?主な仕事内容や年収について紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

スタイリストの仕事内容

スタイリストの主な仕事内容というと、ファッションをコーディネートすることがメインだと思いがちですが、衣装管理や衣装集め、事務作業なども発生します。それでは、スタイリストの主な仕事内容について具体的にご紹介します。

TV・CM・雑誌などの撮影現場で活躍

スタイリストの主な仕事の1つが、TV・CM・雑誌などの映像や出版関係の撮影現場において、出演するモデルや俳優の着る衣装をコーディネートすることです。現場によっては、衣装だけでなく身につけるアクセサリーや小物、ヘアメイクまで、トータルでコーディネートすることもあるでしょう。撮影のワンシーンごとに衣装の確認をし、違う衣装にチェンジしたりと、限られた時間の中で調整を行います。

衣装管理や衣装集めの作業も行う

スタイリストの仕事では現場での衣装コーディネートだけでなく、仕事の依頼を受け、スタッフと打ち合わせをすることもあります。さらに、衣装協力をしてくれるアパレルメーカーに交渉して衣装や小物を借り、実際にモデルや俳優との衣装合わせを済ませてから本番で使用します。

撮影時はカメラマンや担当者と一緒に画像や映像を確認し、問題がなければ撮影が終了し、使用した衣装を協力先へ返却します。撮影が1日で終わらない場合や、早朝からスタートする場合などに衣装を保管し、管理するのもスタイリストの仕事です。時には衣装を変更したりアイテムを追加することを踏まえて、複数の衣装や小物を揃えることも必要になるでしょう。

スタイリストのやりがい・魅力

ファッションセンスを生かし、自分の考えたコーディネートを提案するスタイリストですが、スタイリストのやりがいや魅力とは何なのでしょうか。

多くの人と関わることができる

雑誌の撮影では編集者・モデル・カメラマン・ヘアメイクなど、スタイリストのほかにもさまざまな職種のスタッフが携わります。チームで協力して1つの作品を作り上げる現場では、目標を達成することで達成感を得ることができ、グループで仕事をすることが好きな人は、やりがいを感じられるでしょう。

独立して生涯活躍できる可能性も

スタイリストとしての経験を積むと、現場での知り合いが増えてコネクションが広がります。最初はアシスタントとして働く人がほとんどですが、仕事が周囲から認められるようになれば、一人前のスタイリストとして独立することができます。

プロのスタイリストとしての実績を積むうちに、今度は事務所所属ではなくフリーランスとして活躍するスタイリストも大勢います。一緒に仕事をしたことがあるスタッフから声がかかるようになれば、年齢に関係なく生涯スタイリストとして活躍することが可能になるでしょう。