弱点を強化する
日本語教育能力検定試験の独学での勉強法の2つ目のポイントは、弱点を強化するということ。独学での勉強の際に、自分自身の弱点がどこであるかということをしっかりと理解し、強化していくことはとても大切なことです。
問題集を繰り返し解く
弱点を強化していくためには、問題集を繰り返し解いていく必要があります。問題集を繰り返し解いていくことで、「自分自身がどこで誤答しやすいのか」「自分自身の理解していない箇所や苦手とする箇所はどこであるのか」ということが分かってきます。問題集を繰り返し解き、弱点を強化し、自分自身の中のできない部分や、分からない部分をできるだけなくしていくことを心がけていくといいでしょう。
ここで、ご紹介したいのが、こちらの問題集です。
こちらは、検定試験で出る問題を厳選した内容の問題集であり、効率的に勉強をするのに、役立つと言えるおすすめの問題集となっています。
分からない箇所を赤本で確認
弱点を強化していくために、分からないところを赤本で確認していきます。勉強を進めていく中で、分からないところが出てきたら、その都度、赤本で確認し、取りこぼしのないよう、しっかりと理解するようにしていくことが大切です。赤本で確認したその内容は、その先も勉強を進めていく中で必要になる内容です。ですから分からないところをそのままにしておくのではなく、赤本に戻って理解していくことが、試験でより多くの得点を取ることへと近道となっていくでしょう。
過去問を解いて試験に備える
日本語教育能力検定試験の独学での勉強法の3つ目のポイントは、過去問を解いて試験に備えるということ。試験に合格するためには、過去問を解き、試験の傾向や内容をしっかりとつかんでおくことが大切と言えます。
できるだけ多く過去問を解く
過去問は、できるだけ多く解いておくことが必要です。できるだけ多く過去問を解いておくことで、試験の問題に慣れることができ、試験の流れや傾向、内容をしっかりと理解することにつながっていきます。試験から過去3年分の過去問を解いておくことを念頭に入れ、しっかりと過去問に取り組んでいきましょう。
時間配分を気にしながら過去問を解く
時間配分を気にしながら、過去問を解いていくことも大切なことです。時間を計測し、実際の試験のように時間配分を気にしながら問題を解いていくことで、本番の試験でも焦ることなく問題を解くことができ、本番に備えることができます。過去問を解くことに慣れてきたら、次に、時間配分に気を配って問題を解いていくことを心がけていくといいでしょう。
おわりに
日本語教育能力検定試験の独学で勉強方法についてご紹介しました。ぜひ皆さんも、こちらで紹介した内容を元に、独学で試験合格を目指していきましょう。みなさんが、日本語教育能力検定試験に合格できることを祈っています。
参考
泉原 省二(2009年10月)『日本語教師のためのQ&A』研究社(amazon)