アパレル店員の年収・平均給与について
アパレル業界の年齢別年収推移
平均年収jpでは、アパレル業界の年齢別年収推移が紹介されています。
年齢 年収 月額給与 ボーナス
20~24歳 273.6万円 17万円 68.4万円
25~29歳 340.8万円 21万円 85.2万円
30~34歳 374.4万円 23万円 93.6万円
35~39歳 427.2万円 27万円 106.8万円
40~44歳 480.0万円 30万円 120.0万円
45~49歳 537.6万円 34万円 134.4万円
50~54歳 576.0万円 36万円 144.0万円
55~59歳 552.0万円 35万円 138.0万円
60~64歳 388.8万円 24万円 97.2万円
参考
アパレル業界の年収や店長、販売員の給料など詳しく解説します!| 平均年収jp
「販売店員」の平均年収は38.7歳で約328万円となっています。ただし、ここで示す「販売店員」とはアパレル店員以外の販売員も含みます。また、キャリアガーデンの調査によると男性の平均年収が384万円、女性が282万円であり、男女間で差があることも示されています。
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職種別年収
キャリアガーデンの調査によると、アパレル店長の年収は300万~400万円程度、販売員の年収は、約200万~250万程度とされています。アパレル店員の給料は、他の業界と比べてあまり高いとは言えません。アルバイトで働く場合は、人気のセレクトショップでも時給900円程度が相場で、首都圏以外ではもっと時給が低いこともあり得ます。
参考
以下、アパレル業界で年収が高い有名企業の一覧です
- オンワードホールディングス:平均年収885万円
「23区」「五大陸」などが有名です。
- Aokiホールディングス:平均年収759万円
紳士服業界2位の企業です。
- リーバイ・ストラウス・ジャパン:平均年収738万円
ジーンズで有名なリーバイ・ストラウス・アンド・カンパニーの日本法人です。
- ワコールホールディングス:平均年収704万円
婦人下着やインナーで有名です。
- ファーストリテイリング:平均年収704万円
「ユニクロ」を世界展開する有名企業です。
- ワールド:平均年収668万円
「Untitled」「タケオキクチ」などのブランドが有名です。
- シャルレ:平均年収660万円
女性下着を中心とした衣料商社です。
- 三陽商会:平均年収655万
百貨店を中心に、海外ブランドの数多くの独自ライセンス契約を有する企業です。
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アパレル業界の年収や店長、販売員の給料など詳しく解説します!| 平均年収jp
アパレル店員の現状・将来性
衣服に関する消費は減少傾向
人口減少や消費者の低価格指向により、市場は横ばいで推移しています。インターネット通販は好調が続いていますが、百貨店での売り上げは低迷しています。ファッション性の高い、低価格な商品を展開する製造小売業が活躍していて、競争は激化。「H&M」「ZARA」「GAP」など、のファストファッションと呼ばれるブランドが人気が高く、高ファッション性・低価格の商品が消費者に求められています。
参考
また、消費者の衣服に関する家計消費は、低価格志向や、ファストファッションの影響を受け、減少傾向となっています。
参考
家計調査報告(家計収支編)平成29年(2017年)I 総務省統計局
したがって、アパレル業界は将来的には縮小傾向になる可能性が高いと考えられます。ブランドの数も現在より大幅に減少するかもしれません。
アパレル業界で長く働けるか
ブランドによっては学生や20代前半のスタッフが多い場合も多く、ブランドのターゲットと近い世代のスタッフが多く採用されています。ブランドによっては店長やマネージャーで20代半ばということも珍しくはありません。また、20代後半~30代や40代以上をターゲットとしているブランドも多く存在し、ターゲットと年齢が近く販売の経験が長い人材も必要とされます。 さらに高年齢層をターゲットとする高級ブランドでは、キャリアや実績が必要。このように、ブランドや百貨店など働く店舗により求められる人材の質は変わるので、定年までアパレル販売員として働くことは可能です。
まとめ
アパレル業界は、年収が低い傾向はあるものの、大手ブランドであれば高い年収が見込めます。この業界は、人口減少や消費者の低価格指向により縮小傾向になる可能性は否めません。しかし、洋服に強い興味を持っているならば、やりがいのある仕事なのであり、学歴も重要視されないため、誰でもチャレンジできる環境にあるといえるでしょう。
参考
アパレル販売員(店員)になるには|企業の採用担当者にインタビュー|GIRLSWOMAN