OLのやりがい
一見、地味な作業が多いように感じられるOLですが、そのやりがいはどのようなところにあるのでしょうか。
ここでは、OLの仕事のやりがいについて確認してみましょう。
裏方として会社を支える
OLが携わる仕事内容は多岐に渡ります。目立つ存在ではないかもしれませんが、配属された部署の一員として、所属部署を支える存在であることに間違いはありません。
自分が仕事を担うことで部署がうまく機能していく、裏方として会社を支えているという意識はやりがいにつながるのではないでしょうか。
効率よく仕事をすれば仕事後の時間を大切にできる
一般事務のOLには営業部のように売り上げノルマが存在しないことがほとんどで、商品を売らなければならない、といった精神的な圧迫感を感じることは少ないでしょう。とはいえ、適当にゆっくりと仕事ができるわけではなく、ある程度のスピードや効率は当然求められます。
また、仕事の内容や時期によっては残業が発生してしまうこともあります。しかし、仕事に慣れて効率よく業務をまわせるようになれば、プライベートや仕事後の時間を大切にできる環境でもあります。
長く続けられる
事務職の仕事は特別に体力を使うものではありませんので、本人が希望すれば、いくつになっても長く続けられる仕事です。室内での業務がほとんどですので、暑い日や寒い日でも快適な環境で仕事をすることが可能です。
OLの大変なこと
OLのやりがい、良い点は分かりましたが、それではOLの大変さとはどのようなところにあるのでしょうか。以下で見ていきましょう。
仕事のパターンがある程度決まっている
一般事務のOLが担当する業務にはある程度の範囲がありますので、慣れてしまうとつまらなく感じたり、ルーチン化してしまっている場合には単調に感じられる場合があります。仕事のパターンがある程度決まっている故に、メリハリは比較的少ないと考えた方がいいでしょう。
縁の下の力持ち故の大変さもある
働く職場や部署によってはバリバリと働く人がいる一方で、お茶汲みやコピーとり、掃除などの雑用を多く任されるOLも存在します。これらの一見雑用にも感じられる仕事の数々は、単なる雑用以上に、仕事を気持ちよく円滑に行っていく上で欠かせない、大切な一部でもあります。
人が嫌がるようなことも進んでやるような心構えや、辛抱強さが要求される場面も多々発生しますので、縁の下の力持ち故の大変さがあるといえるでしょう。どのような働き方をしたいのか、事前にしっかりとイメージをして、それに合った環境の会社への就職を目指しましょう。
入れ替わりが激しい
一般事務のOLには若い女性も多く、仕事内容もそれほど複雑ではないことから、簡単に契約を終了されてしまったり、後任がすぐに決まりやすいので、比較的替えがききやすい場合が多いと言われています。
自分にしかできないアピールポイントを持つことや、周りの人たちとの関係を良好に保つスキルも必要です。
まとめ
OLについて見てきましたが、いかがだったでしょうか。自分がイメージしていたOLの姿はありましたか? 事務の仕事はどんな会社でも必要とされる重要なパートです。OLは、時代が変わっても常に必要とされる職業でしょう。
もし、OLとしてキャリアを形成していきたいと考えるのであれば、実務経験を積むことと、自分の強みを持つことが必須といえるのではないでしょうか。
参考
OLになるにはどうすればいいの?OLになる方法をまとめてみた|理想の結婚相手を探すなら『ジョブ婚』
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