DJになるには?気になるDJの年収や向いている人、スキルを紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

DJの仕事内容

DJの仕事は、クラブやパーティを盛り上げることに尽きます。機材を駆使していい音源を作り出す技術も大事ですが、出演することで会場を盛り上げる存在であることが求められます。DJには、店舗専属DJとフリーランスDJの2つのタイプの活動スタイルがあります。

店舗専属DJ

クラブによってはDJと店舗専属の契約をしているところもあります。店舗専属なので、ほかの店やほかのイベントでDJをすることはできません。固定的な収入を得ることはできますが、活動を広げることができないのが店舗専属契約をするデメリットです。

店舗専属DJになるためには、「ミックステープ」と呼ばれるデモテープを店に渡して、審査を受けます。店のオーナーと人間関係をつくっておくのも大切です。まれに求人でDJの募集が出ていることもあります。

フリーランスDJ

トッププレーヤーと呼ばれるDJのほとんどはフリーランスで活動しています。有名DJになると事務所と契約してマネジメントしてもらうDJもいますが、たいていのDJはフリーランスでお店やパーティ、イベントに呼ばれればゲストとして出演。毎回の出演料が収入になります。

人気になれば、毎回の出演料も高くなるので収入も増えていきます。店舗専属DJからスタートして、人気になってフリーランスDJの形態に切り替える人もいるようです。また、最近は出張DJと呼ばれるケータリングDJサービスも人気になってきており、派遣されるDJもいます。

DJの年収は?

日本ではDJだけで生計を立てていくのは難しいともいわれますが、DJの年収はいくらでしょうか? 日本での平均年収と海外の有名DJの年収をご紹介します。

日本では平均年収200万前後

日本では、DJの平均年収は120万円から200万円前後です。

お金を稼ぐDJになれるのはほんの一握りで、トッププレーヤーと呼ばれる人でも年収2,000万円ほどです。

有名になるDJは、芸能界とも密接なつながりのある人が多いです。DJの活動だけではなくテレビやラジオなどでも活躍することで収入を得ることができます。活動の幅を広げることもDJで生計を立てていくには必要なことでしょう。

参考
dj(クラブDJ)の年収|平均年収.jp

世界では億万プレーヤーも存在

世界に目を向けるとDJの活躍の場はぐっと広がります。

欧米ではクラブだけではなく、パーティにDJを呼ぶことが一般的で職業としても成り立っています。パーティ向けにDJを派遣する会社も存在しているので、会社に所属してパーティ専門の出張DJとして生計を立てる人もいます。

日本よりも庶民にパーティ文化が根付いているため、誕生日パーティやウェディングパーティといったお祝い事でDJの需要があります。

本格的な音楽活動をしているDJは、有名歌手やアーティストに楽曲提供したり、一緒に活動することで人気を集めます。

スコットランド出身の世界的人気DJカルヴィン・ハリスは、フォーブス誌が毎年発表している「世界で稼ぐDJランキング」で6年連続の1位を獲得。その年収は、4,800万ドル(約52億円)。ラスベガスのパーティでは一晩で約4,000万円を稼ぎます。

世界で知名度の高いDJになれれば億万プレーヤーもあり得るDJの世界です。日本の有名DJも最近は海外のクラブやパーティで活動することも増えてきています。

参考
The World’s Highest-Paid DJs Of 2018|Forbes