クラブに行く大学生はチャラい?クラブオーガナイザーからのメッセージ - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

こんにちは、とってぃです。

「クラブ」という言葉を聞くと、皆さんはどんな印象を持ちますか?きっと多くの人が「チャラい」「怖い」というようなことが頭に浮かぶと思います。しかし、本当に実際そうなのでしょうか?

私がクラブでやっていること

私は大学で学びながら、個人的にクラブのオーガナイザーとその映像クリエイターとしても活動しています。オーガナイザーとは、自分で企画を立てDJやLIVEをしてくれる方を呼ぶイベントの主催者のことです。映像クリエイターの仕事は、クラブで行うイベントのプロモーションビデオやDJの背面にある画面に映す映像を作る仕事です。

この仕事を通じて、私が出会った人たちを紹介しつつ、実際にどんな大学生がいるのかお話していきましょう。

どんな人がいるのか

純粋に音楽を聴きに来る人

クラブはDJによって音楽が流されているので、その流される音楽を心から楽しんでいる人たちが多くいます。音楽を聴いて踊ったり、お酒を飲んで楽しんでいます。クラブに来ている大部分がこの種類の人です。「この人たちがチャラい」といわれますが、この中にはとある大学で首席の子や、大学で真剣に研究している人などもたくさんいます。ここが皆さんの持つクラブのイメージとギャップがあるところだと思います。常日頃ひたむきに頑張っている人がご褒美としていくのが、ブランド店でも居酒屋でもない、好きな音楽を聴いて楽しめる場所がクラブだったということなのです。

勉強しに来る人

「クラブで勉強できるわけないじゃん!」と思う人は多いでしょう。もちろん、座ってペンをもって勉強するわけではありません。しかし、DJの人や、DJの後ろにある映像を作る人がどんな技術を使っているのかを学びに来る人もいます。ちなみに私自身はオーガナイザーとしての役割や映像作りの参考のために、行くことがあります。このようにクラブのお客さんの中には、自分自身のスキル向上のために来ている人もいます。

人脈を作りに来る人

これまで書いてきたように、クラブには色んな人がいます。一般の方が大多数ですが、モデルをやっている人や、有名人の方も時々いらっしゃいます。音楽を聴きながら、めったに話すことのできない人と話すことが出来るチャンスが、たくさん転がっているのがクラブです。こで影響力のある人とつながることで、洋服のモデルになってもらったり、大きなイベントに呼んでもらったりと、突然自分自身のやりたいことが大きなものになることへとつながるのです。この人脈を作りに来ている人は、純粋に音楽を楽しんでいる人の次に多いというのが私の個人的な印象です。

まとめ

ここまで書いてきたように、ただ「チャラい」といわれるような大学生ばかりではなく、その裏では、自分がやりたいということを突き詰めるために、自分の実力を試すために来ている人もたくさんいます。実際にクラブという場所がきっかけに世間に知れ渡り、成功した人もいます。何よりクラブという場所は本来、楽しむ場所です。もちろんチャラい人はいないといえば嘘になります。ですが、心からその場を楽しんでいる人がいて、その中でやりたいことを大きくしようと努力している人がいる事実を知ると、ただ単にチャラい人が集まる場所とは言えないでしょう。私も大学生ながら、イベントのオーガナイザーとして心から楽しみ、大きくしていければいいなと思います。

この記事をかいた人

とってぃ

法政大学国際文化学部3年。千葉県出身。地元の高校から1年の浪人を経て法政大学国際文化学部へ。オーストラリアに留学。インド、インドネシアでの支援経験から、日本を含めた世界の貧困問題に対して教育の視点から勉強をしている。また、映像制作やグラフィックデザインにも取り組み、活動中。