マザコン!?ファザコン!?大学で上京して気付く親の偉大さ - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

お金の管理ができない

親元を離れ、アルバイトを始めたこともあり親元にいた頃よりも大金を持つ機会が増えた。
また、親元にいた頃よりもお金がなくて苦しいという機会も増えた。

実家にいた頃は

私の場合、親元にいた頃はお金をたくさん持っている場合は母親に預けていた。いや、預けさせられていた。
お金が必要な場合には、家族の審査を受けなければならない。
まずは母親にお金が必要な理由を説明する。その後母親が父親にそのことを伝える。
父の審査はとても甘かったので、正直母親の審査が通ればお金を引き出せた。
このシステムを面倒くさいと思っていたが、このおかげで小中高と安定した生活を送れていたのだと思う。

大学では

親元を離れ、お金を自分で管理することはとても大変だった。
お金があると、とにかく使いまくってしまう。本当に必要なのか、よく考えないままに買い物をすることが増えお金がなくて生活に苦しむことが良くあった。
自分のお金の管理ができない。
貯金できないことから、いざという時にお金がない。
友達の急な誘いを断らなければならなかったり、本当に必要なものが見つかったり、欲しものができたときに買えないことがあったりする中で、お金管理の重要性を実感。
私の家は4人家族であるが、父、母、私、弟のお金の管理をしていた母親はすごい。
もちろん稼ぎ頭の父にはとても感謝しているし、頭が上がらない。
しかし、そのお金を管理していた母もすごいと感じた。

愚痴をこぼせない

愚痴をこぼすというよりも、話し相手がいない、ということだろうか。
もちろん親元を離れてからも友達はいたし、話す機会もあった。
しかし、自分の話だけを聞いてくれる人はそこまでいないように思える。
友達と話をすると50%自分の話、50%が相手の話になる。
また、相手の興味のない話をしたところで相手も楽しくはなさそうなことも多い。
そんな中で親はどんな些細な話にも耳を傾けてくれる。
気が楽だ。話の内容が面白くなくてよいし、オチなんてなくて良い、失敗してしまった話をしても恥ずかしくないし、会話がなくなっても気まずくならない。
今日1日こんなことがありましたって話をするだけかもしれないが、そういった存在は大きかったと思う。
どんなに忙しくても、子供の話に耳を傾けてくれる親は偉大だ。

まとめ

こんなことを書くとマザコンだとか、ファザコンだとか言われるだろうが、それでいい。
私が大学に進学し、就職できるのは親のおかげである。
親元にいた頃は親に頼りっきり、親元を離れてからも何かと親に頼っていることは多い。
今親という存在がいなくなると、自分は生きていけるのだろうかと考えることも多い。
完全に親におんぶにだっこの状態。
ここまでサポートしてくれている親にとても感謝していると同時に、早く独り立ちしなければと焦っている。

この記事をかいた人

ミコ

日本大学経済学部 6年。愛媛県出身。地元の進学高校では学年最下位の成績!指定校推薦制度に救われ、日本大学経済学部に進学。大学在学中2年間の海外生活。カレーライスと昭和歌謡曲が好きな大学6年生。