有名なコピーライター
日本には素晴らしいコピーライターがたくさんいます。誰でも一度は聞いたことのあるキャッチコピーを生み出している人たちをご紹介します。
糸井 重里（いとい しげさと）
日本で最も有名なコピーライターといっても過言ではないのが糸井重里さんです。
- 「生きろ。」（もののけ姫）
- 「君に、クラクラ。」（カネボウ化粧品）
こんなにインパクトがある日本語をよく見つけてくるものだと、大いに感心するコピーではないでしょうか。
売野 雅勇（うりの まさお）
売野さんは、1980～90年代のヒット曲の作詞家としても知られています。中森明菜さんやシャネルズ（ラッツ&スター）、チェッカーズなど、幅広いアーティストの曲を手掛けています。特に中森明菜さんの「少女A」はとても斬新で素晴らしい歌詞との評判を得ました。
太田 恵美（おおた えみ）
太田さんは有名なキャッチフレーズ「そうだ、京都行こう。」を生み出したコピーライターです。テレビCMの15秒という短い時間で、多くの人を引き付けるワードを生み出しました。
川崎 徹（かわさき とおる）
1980年代の広告ブームを先駆けた川崎徹さん。「ハエハエカカカキンチョール」「そうでない人はそれなりに」など、ウィットに富んだキャッチコピーを発表しています。子供から大人まで、何年たっても頭に残り続けるコピーを生み出した一人です。
児島 令子（こじま れいこ）
日本一有名な女性コピーライターの呼び声も高い児島令子さん。TOYOTAの「21世紀My Car。」、サントリーの「ココロはコロコロ変わらない。」は非常に人気のあるキャッチコピーでした。女性ならではの視点で、細やかな日本語を扱うコピーライターです。
コピーライターの年収・平均給与について
コピーライターになったら、どのくらいの収入が入るのでしょうか？
年齢別年収
コピーライターの年収平均でピークとなるのは50代です。企業に属する場合とフリーランスでは少々年収も異なりますが、平均的な収入は以下のようになっています。
| 年齢 | 年収 | 月額給与 |
| 20～24歳 | 313.5万円 | 19.6万円 |
| 25～29歳 | 340.5万円～390.5万円 | 24.4万円 |
| 30～34歳 | 329.0万円～429.0万円 | 26.8万円 |
| 35～39歳 | 385.5万円～489.5万円 | 30.6万円 |
| 40～44歳 | 429.0万円～550.0万円 | 34.4万円 |
| 45～49歳 | 494.0万円～616.0万円 | 38.5万円 |
| 50～54歳 | 550.0万円～660.0万円 | 41.3万円 |
| 55～59歳 | 544.5万円～654.5万円 | 40.9万円 |
| 60～65歳 | 345.5万円～654.5万円 | 27.8万円 |
（コピーライターの年収【フリーランス】や20～65歳の年齢別・企業【電通・博報堂・資生堂】の年収｜平均年収.jp より筆者作成）
企業規模別年収
同じコピーライターでも勤める企業の規模によって年収は変わってきます。日本を代表する博報堂や電通などに勤めているコピーライターと、中小企業のコピーライターとでは、年100万円以上の差が見られます。
| 企業規模 | 平均年収 | 平均月額給与 |
| 大企業のコピーライター | 638.0万円 | 39.9万円 |
| 中企業のコピーライター | 528.0万円 | 33.0万円 |
| 小企業のコピーライター | 478.5万円 | 29.9万円 |
（コピーライターの年収【フリーランス】や20～65歳の年齢別・企業【電通・博報堂・資生堂】の年収｜平均年収.jp より筆者作成）
まとめ
コピーライターの世界は実力社会です。長く活躍をするには、やはり並大抵の努力では難しいものがあります。すぐにコピーライターとして独り立ちをするのではなく、多くの先輩のコピーを学び、知識をつける時間は必須になってくるでしょう。
キャッチコピーは人の心を動かします。そのような素敵な仕事に就きたいと考えている人は、今すぐにでも情報収集のアンテナを張り、自分の糧にしていく努力をしてみましょう。
参考
コピーライターの年収【フリーランス】や20～65歳の年齢別・企業【電通・博報堂・資生堂】の年収｜平均年収.jp
コピーライターの仕事内容・なり方・給料・資格など｜職業情報サイト Career Garden（キャリアガーデン）
コピーライターになるには｜大学・専門学校の【スタディサプリ進路】
【保存版】有名なコピーライターのプロフィールと代表的なキャッチコピーまとめ ｜コピリッチ
