共立女子大学出身の文化人・デザイナー
共立女子大学には、漫画家やデザイナー、小説家など、芸能界以外でも活躍している著名な方がいます。文化人・デザイナーの分野から、4名の方をご紹介します。
影木栄貴さん
男性同士の同性愛を題材にしたボーイズラブ作品を中心に描いている漫画家の影木栄貴さんは、共立女子大学の出身です。
大学在学中からバレエ・フィギュアスケート誌、コミック誌、小説誌の出版社として有名な新書館でアルバイトをしています。大学卒業後は、新書館に入社しますが、3年後には漫画を書く時間を取るために契約社員に切り替えたそうです。
契約社員になってからはプロの漫画家を目指して、1996年「運命にKISS」(新書館)でデビュー。1998年から2001年にかけて連載された「世紀末プライムミニスター」(新書館)では、総理大臣と女子高生の恋愛模様を描きました。
影木さんは、元内閣総理大臣の竹下登さんの孫で、タレントDAIGOさんの姉に当たります。この作品で、竹下登さんの孫であることが話題になりました。現在も、漫画家として活躍中です。
桂由美さん
ブライダルファッション界の第一人者である桂由美さんは、共立女子大学の出身です。
大学卒業後は、ファッションを学ぶためにフランスに留学。その際、ブライダルを専門にしたファッションデザイナーになることを決心し、日本に帰国。1964年からブライダルファッションデザイナーとして活動を開始します。
日本で初めてブライダルの専門店を作り、日本で初めてブライダルファッションショーを開催し、日本で初めてブライダルの専門書を執筆しました。1999年にはローマオートクチュールコレクションに参加しています。
全国に90のフランチャイズ店があり、ニューヨーク、パリ、ロンドン、シンガポールなど世界中でショーを行っています。