【コロンビア大学】著名な卒業生9人の経歴を紹介!米国大統領多数! - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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コロンビア大学は、1754年に設立されたキングスカレッジを起源とする、アメリカ合衆国の中でももっとも古く伝統がある大学の一つです。コロンビア大学は、ニューヨークにあり、アメリカ合衆国の大統領を始め世界各国の首相やノーベル賞受賞者、アカデミー賞受賞者などを数多く輩出してきた名門大学です。

今回の記事では、コロンビア大学出身の著名人をご紹介します。コロンビア大学、大学院で学んだ日本人も2名、ご紹介します。

コロンビア大学出身・行政界の著名人

コロンビア大学は、歴代44人いるアメリカ大統領のうち4人の大統領の出身校。また、独立宣言の起草者ロバート・リビングストンなど、アメリカ合衆国建国に大きく貢献した人物もコロンビアで学んでいました。

アレクサンダー・ハミルトンさん

アメリカ合衆国の10ドル札の肖像用いられているアメリカ建国の父、アレクサンダー・ハミルトンさんは、キングスカレッジ(現在のコロンビア大学)で行政や法律、政治を学んでいました。

独立戦争が始まってからは従軍し、総司令官であるジョージ・ワシントンの副官に抜擢されました。その後、デイヴィット・ヒュームやアダム・スミスの著書に強い影響を受け、アメリカ合衆国の外交や政治で手腕を発揮します。

特に、当時アメリカ合衆国よりもはるかに大きい国だったイギリスやフランスの争いに巻き込まれないように努めた外交路線は、後のモンロー主義の起源になっています。

フランクリン・ルーズベルトさん

20世紀の中でも最も世界が激動した、世界恐慌と第二次世界大戦中にアメリカ合衆国の大統領を務めたフランクリン・ルーズヴェルトさんもコロンビア大学を卒業しています。

大学卒業後は、ウォールストリートの法律事務所で勤務を経て、州議会議員選挙に出馬し当選。その後、海軍次官を務め、海軍の拡大に努めました。副大統領候補として頭角を現しますが、大敗し一度は政界から姿を消しています。

1929年の世界恐慌のときに、有効な対策を打てなかった当時のハーバード・フーヴァー大統領に代わり、第32代の大統領に就任します。就任後は、「ニューディール政策」を打ち出し、アメリカの景気回復を実現します。1941年からは、第二次世界大戦による軍事需要でアメリカ経済は回復します。第二次世界大戦終結を目前にして、4期目の大統領選挙にも勝利しましたが、1945年4月12日に脳卒中で亡くなっています。アメリカ大統領の中でも、人気の高い大統領の一人のようです。

バラク・オバマさん

アメリカ史上初のアフリカ系アメリカ人大統領となったバラク・オバマさんは、コロンビア大学に編入学し、国際関係論を専攻していました。

大学卒業後は、ニューヨークで出版社やNPO勤務を経て、ハーバード大学のロースクールで学び弁護士になります。その後、社会に貢献したいという強い気持ちから出馬。シカゴのイリノイ州で上院議員に選出されます。洗練された言葉でのスピーチが群衆の心に響き、新しいタイプの政治家として人種を問わず政治家としての評価を高めていきました。

そして、2008年にヒラリー・クリントンさんに競り勝ち、第44代の大統領に就任しています。また、2010年には現職の大統領でありながら、ノーベル平和賞も受賞しています。

ジョン・ジェイさん

アメリカ合衆国の初代最高裁判官であるジョン・ジェイさんは、キングスカレッジ(現在のコロンビア大学)の出身です。

大学卒業後は、弁護士事務所で働いていました。アメリカ合衆国最高裁判所長官を約6年間務めた後、ニューヨーク州知事に。当時、アメリカ独立の気運が高まる中で、穏健派の立場を保っていましたがイギリス軍の侵攻を受けて、独立派に転身し主に外交で手腕を発揮しました。