横浜市立大学の著名な卒業生12名を紹介!横浜市立大学のこれまでの歴史も - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

文化人

関野吉晴さん

探検家、人類学者、外科医。1975年に一橋大学法学部を卒業して、1982年に横浜市立大学医学部を卒業しています。

一橋大学在学中に探検部を創設して、3名で隊を組み、アマゾン川全流域を下って南米を旅行しました。早稲田大学の探検部にも参加。編入や留年、休学により大学に7年間在籍したそう。旅行中、現地の人々の役に立てるよう医師を目指して、横浜市立大学に入りました。医学部在学中にも年間4ヶ月を南米で過ごし、卒業後は病院勤務と探検を2~3年ごとに繰り返しました。1978年ギアナ高地を初訪問し、1981年アマゾン川の源流地域でアンデス文明の遺跡を発見。2002年からは、武蔵野美術大学造形学部の教養文化研究室教授を務めました。

米本和広さん

ジャーナリスト。大学卒業後、繊研新聞記者を経てフリーのルポライターとして独立。もともとは経済関係を専門としていましたが、宗教団体を取材したことをきっかけに、新宗教やカルトなどのテーマを扱うようになりました。1997年、「巨大カルト集団ヤマギシ『超洗脳』ルポ」(VIEWS)で、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞企画部門を受賞。統一教会の脱会活動に関する著書も出版。反カルト陣営に疑問を呈するなど、独自の活動を繰り広げました。

馳星周さん

小説家。横浜市立大学文理学部卒業。編集者やライターとして活動したのち、1996年『不夜城』(角川書店)で作家デビュー。ベストセラーになりました。第18回吉川英治文学新人賞、第15回日本冒険小説協会大賞(国内部門)を受賞しています。「夜光虫」(角川書店)、「M」(文春文庫)、「生誕祭」(文春文庫)、「約束の地で」(集英社文庫)、「アンタッチャブル」(文藝春秋)などを出版し、何度も直木賞候補となっています。