芸能人・歌手などで活躍している有名人
ここからは、芸能人、歌手として活躍している国立音楽大学出身者が、過去において、そして現在、どんな幅広い活動をしているかをご紹介します。
菅原洋一さん(歌手)
歌手の菅原洋一さんは国立音楽大学大学院を修了しました。70代以上の方なら、ほとんど知らない人はいないような有名歌手です。特に有名な曲は、「知りたくなくないの」「今日でお別れ」などです。
1968年に「誰もいない」で第10回日本レコード大賞歌唱賞を受賞。1970年には「今日でお別れ」が大ヒットを飛ばし、第12回日本レコード大賞を受賞しています。さらに1967年にNHK紅白歌合戦にも初出場しました。以降、1988年まで通算22回の連続出場も果たしている本格的な実力派歌手です。
広瀬香美さん(シンガーソングライター)
広瀬香美さんは国立音楽大学音楽学部作曲学科の出身で、シンガーソングライターとして活躍したほか、作詞、作曲も手がけています。大学卒業後にロサンゼルスで、マイケル・ジャクソンやダイアナ・ロスなどの有名アーティストのボイストレーナー、セス・リッグスに師事しました。
米国滞在中に自作デモ音源が音楽関係者らの目にとまり、結果、ビクター音楽産業(現・ビクターエンタテインメント)から1992年にデビューしました。本格的な音楽活動を始めてから「ロマンスの神様」、ベストアルバム「広瀬香美THEBEST”LoveWinters”」などがミリオンセラーとなる大ヒットを記録しています。
ロミ・山田さん(芸能人・歌手)
女優で歌手のロミ・山田さんは国立音楽大学声楽科卒業。女優・歌手。
歌手としても有名ですが、シニア層には女優としても知られているようです。歌手としては、「煙草のけむり/にくいあなた」(1963年、ビクター)や「知りすぎたのね/恋のボヘミアン」(1967年、ビクター)などを歌ったことで有名です。
また女優としても、映画やテレビによく出演していました。映画では、「ひも」(1965年)、「兄貴の恋人」(1968年)に出演。テレビドラマでは、「東京警備指令ザ・ガードマン」(TBS)シリーズに何度も出演しています。
加藤綾子(フリーアナゥンサー)
好感度も高いフリーアナウンサーの加藤綾子さんは、国立音楽大学音楽学部音楽教育学科・幼児教育専修を卒業しています。現在活動中。幼少期からピアノを習っており、声楽や三味線などを習得しています。ご両親の考えにより、初めから音楽の道に進むべく、幼児から習い事をしていたようです。
フリーアナウンサーに転向する前は、フジテレビアナウンサーとして、大変な人気を得ていました。現在も古巣のフジテレビをはじめ、民放各局のバラエティ番組に出演しています。