拓殖大学の著名な卒業生8人の職業や経歴をご紹介! - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

井上尚弥さん

プロボクサーになってから17戦17勝という記録を残している井上尚弥さんは、拓殖大学出身です。大学は4年生の時に退学し、アマチュアとして5冠を達成しました。

プロに転向後は、大橋ボクシングジムに所属し、プロ4戦目で日本チャンピオンになるという偉業を成し遂げています。その後も、負け知らずで勝ち進み、プロ6戦目で世界チャンピオンに。さらに、8戦目では2階級制覇を達成し、当時の2階級制覇世界最速記録を樹立しました。

2018年には、16戦目で3階級制覇を達成しています。現在WBA世界バンダム級王者で、これまで無敗、17戦のうち15KOという、「モンスター」のニックネーム通りの活躍をしています。ボクシングやプロスポーツ関係の受賞歴も多く、今後ますますの活躍が期待されるボクサーです。

八重樫東さん

WBA、WBC、IBFのすべての団体でチャンピオンになったプロボクサー八重樫東さんは、拓殖大学を卒業しています。

大学在学中には、国体のライトフライ級で優勝しており、拓殖大学ボクシング部の副キャプテンを務めました。大学卒業後は、大橋ボクシングジムに入門しプロに転向します。プロ転向後は、着実に白星を重ね、日本王座を獲得しています。

2011年にはWBAミニマム級世界王座を獲得。2年後の2013年にはWBCフライ級世界王座を獲得します。そして、2015年にはIBF世界ライトフライ級王者を判定で制し、世界王座を獲得しました。

胡桃沢耕史さん

直木賞受賞作家の胡桃沢耕史さんは、拓殖大学商学部を卒業しています。

大学を卒業後は、戦時中に渡っていた満州、シベリアの体験を基に執筆活動を行います。1955年には、『壮士再び帰らず』(オール読物)を清水正二郎のペンネームで掲載したところ、オール讀物新人賞を受賞します。

1977年からは、胡桃沢耕史のペンネームで作品を発表し続けます。1982年に発表した『天山を越えて』(徳間書店)が日本推理作家協会賞を受賞します。翌年には、『黒パン俘虜記』(文藝春秋)で直木賞を受賞します。亡くなるまでに多くの著作、翻訳を残し続けています。代表作の『翔んでる警視』(双葉社)シリーズは、郷ひろみ主演でテレビドラマ化もされました。

鈴木宗男さん

新党大地の代表で政治家の鈴木宗男さんは、拓殖大学政治経済学部を卒業しています。

大学在学中から衆議院議員だった中川一郎氏の秘書として活動していました。その後、中川氏の死をきっかけに衆議院議員総選挙に出馬し当選。出馬時は無所属でしたが、自民党員になり、自由民主党副幹事長や防衛政策次官、国務大臣北海道開発庁長官などを歴任します。小渕内閣では、内閣官房長官も務めました。

2002年には「ムネオハウス」の疑惑が取り上げられ、自民党を離党。その後、北海道選挙区で落選を経験し、2005年に新党大地を結成し、代表に就任しました。その後、衆議院議員総選挙に2回当選しましたが、直近の選挙では落選。議員復帰を狙っているようです。