筑波大学の著名な卒業生10名！入学難易度は？卒業後の進路を解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

筑波大学生の声

では、筑波大学生は、大学についてどのような評価をしているのでしょうか。

キャンパスが一つで勉強に専念できる環境にある。
専門科目以外の授業も受けられるため、興味のある他学科の授業を気軽に勉強できる。

（理理工学群物理学類学生より）

家が遠い場合、バスで通学することになるが交通の便利さはあまり良くない。自転車通学の場合でも駐輪スペースの広さが駐輪されている自転車に対して足りていないので不便である。

（体育専門学群体育学主専攻学生より）

コアタイムという、少人数での討論があり、自分である考える力、グループでの協調性を養えることができます。

（医学群医学類学生より）
（引用元：筑波大学　口コミ｜みんなの大学情報）
自分が興味ある分野を探す機会として、所属コース以外の授業も受けられることが好評である一方、自分のやりたいことを見失ってしまう学生もいます。しかし、専門分野については深く学ぶことができます。

立地的に不便で大学設備が老朽化している、そして広大なキャンパス内の移動が大変という意見が多く聞かれます。

筑波大学の就職情報から、一部抜粋して卒業生の進路状況をまとめました。

進路状況比は、進路別人数÷卒業者で求めています。

上図を見ると、就職するよりも進学・その他（研究生・資格試験準備など）を選択する学生が多いことが分かります。実際の学生の意見を以下で見てみましょう。

元々教育大だったという理由もあり、教職に就く人にはとても手厚いです。

（体育専門学群体育学主専攻学生より）

学類内での就活サポートイベントがあります。また、全学的なキャリアサポートセンターもあり、こちらでは面接やエントリーシートの指導が受けられます。

（人文・文化学群人文学類学生より）

就職希望をすれば就職できるのに、学生たちはなぜ就職しないのでしょうか。

その理由は、筑波大学が産学連携を積極的に行っており、日本の大学の中でも高いベンチャー新設数を誇っている点にあります。筑波大学内で最先端の学問を研究することができるため、大学院へ進学希望する学生が多くいます。

また体育学群ではスポーツ選手として成功する学生が多く在籍していることも、就職希望者が少ない原因の一つと考えられます。

日本の経済や体育界を将来的に支える多くの人材を筑波大学が育てているのです。

参考