横浜国立大学大学の著名な卒業生12名を紹介!横浜国立大学の歴史も - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

スポーツ選手

木村文子

広島県出身。横浜国立大学人間学部卒業。在学中に、日本学生陸上競技対校選手権大会の100mハードル、走幅跳に4年連続出場しました。第79大会の100mハードルでは、大会新記録の13秒28を達成、初優勝。2011年にエディオンに入社。2012年、第46回織田幹雄記念国際陸上競技大会の100mハードルで、自己新記録となる13秒04を記録し優勝しました。同年のロンドンオリンピックの100mハードル日本代表に選出。ロンドンは、予選1組7着。2017年のロン小野三千麿

1897年生まれ。神奈川師範学校(現在の横浜国立大学教育学部)へ進学。さらに慶応義塾大学を卒業して、OB中心のクラブチーム「三田倶楽部」へ所属。1922年には、メジャー・リーグ選抜チームとの国際試合にて、勝利を修め日本人初の「日米野球勝利投手」になりました。千葉ロッテマリーンズの源流にある「大毎野球団」に所属。1927年ころからは、新聞記者に転身して、社会人野球や学生野球の取材を行うように。生涯アマチュア野球振興に情熱を注いで、1956年に亡くなりました。

新田渉世

1967年、神奈川県生まれ。元プロボクサー。小学6年生で「あしたのジョー」を読んで、ボクシングに憧れるように。高校3年生でボクシングを始め、横浜国立大学教育学部2年の1987年にプロデビュー。1996年、OPBF東洋太平洋バンタム級王座に挑戦して、タイトルを獲得。「国立大学初の王者」として世間でも話題になりました。翌年、初防衛に挑みますが、敗退して引退を宣言します。34戦23勝(17KO)9敗2分の戦績を残しました。アメリカでの生活を経て、2003年に川崎市多摩区に新田ボクシングジムを設立。2006年~2008年、3年連続で新人王をジムから輩出しました。2013年、日本プロボクシング協会理事、事務局長に就任。

文化人

篠崎絵里子

横浜国立大学教育学部音楽家卒業。卒業後、一般企業に務めた後に、脚本家としてデビュー。「いま、会いにゆきます」や「クロサギ」、「ヤマトナデシコ七変化」を含む、多数のテレビドラマの脚本を手がけています。映画やアニメの脚本も手掛けています。2009年に、第17回橋田賞を受賞しました。

さいふうめい

1956年生まれ。漫画原作者。ギャンブル評論家。宝塚大学教授。横浜国立大学教育学部心理学科卒業。『哲也 雀聖と呼ばれた男』で講談社漫画賞を受賞。漫画以外でも『人は見た目が9割』(新潮新書)がベストセラーになりました。1983年に自分の劇団「オフィス・ワンダーランド」を立ち上げました。1991年には、文化庁新進芸術家派遣研究員制度でフィリピンへ留学。ギャンブル関連の著作から学んだギャンブル論を多く執筆しています。

野本三吉

1941年生まれ。教育学者。横浜市立大学名誉教授。1964年、横浜国立大学教育学部教育学科卒業後、小学校教諭を経験して、4年間日本全国を放浪しました。1970年、『不可視のコミューン』(社会評論社)でデビュー。1972年から、横浜市役所、横浜児童相談所のソーシャルワーカーを務めています。1991年に横浜市立大学理学部助教授へ就任。著書多数。