スポーツ界で活躍する卒業生
神奈川大学は、スポーツ選手として活躍する卒業生も多く輩出しています。その中からサッカー選手2名をご紹介します。
矢野喬子(サッカー)
矢野喬子(やの きょうこ)は、1984年生まれの元サッカー選手(現在は指導者)です。神奈川大学在学中に日本代表に選ばれ、2011年のFIFA女子ワールドカップで優勝。2012年ロンドンオリンピックでは銀メダルを獲得しました。2013年に現役を引退し、その後は指導者や解説者として活動しています。
伊東純也(サッカー)
伊東純也(いとう じゅんや)は1993年生まれ、神奈川県横須賀市出身のサッカー選手です。小学1年生からサッカーを始め、2011年に神奈川大学人間科学部へ進学。関東大学サッカー2部リーグで活躍し、ヴァンフォーレ甲府に入団します。その後、柏レイソルへ移籍。リーグ戦での活躍が認められ、2017年に日本代表に選出されます。2019年にベルギーリーグのKRCヘンクに移籍し、活躍の場をヨーロッパに移しました。快速を生かしたドリブル突破が武器のアタッカーです。
そのほか、各界で活躍する卒業生
そのほか、各界で活躍する卒業生を2名ご紹介します。
荒波修(実業家)
荒波修(あらなみ おさむ)は1971年生まれの実業家です。神奈川大学経営学部卒業後、慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科を修了。デル、日本ヒューレット・パッカード、ヤフーなどを経て、2016年にGYAOの代表取締役社長に就任します。2018年にGYAOの社長を退き、2019年1月、ソウルドアウト株式会社の代表取締役社長に就任しました。
長岡正哲(国際機関ユネスコ職員)
長岡正哲(ながおか まさのり)は、国際機関ユネスコ(UNESCO・国際連合教育科学文化機関)職員です。神奈川大学外国語学部英語英文学科を1991年に卒業。3年の広告代理店勤務を経てアメリカに渡り、コロンビア大学大学院で美術史考古学修士号を取得します。
大学院時代からユネスコでインターンを経験し、帰国後は日本ユネスコ協会連盟職員などを経て、2004年からユネスコの正規職員になります。2001年にタリバンによって破壊されたアフガニスタンの世界遺産「バーミヤン遺跡」の再建に携わるなど、世界各地で活動しています。2015年には、筑波大学博士後期課程に進み、世界遺産学の博士号を取得しました。