英検1級のリスニング問題を対策するには?コツやアプリを紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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英検1級のリスニング問題では、どんな問題が出題されるのでしょうか。難易度が高いと言われている英検1級のリスニングを攻略するための対策や、リスニング問題を解くコツ、リスニング対策に活用できる便利なアプリをご紹介します。

英検1級のリスニング問題とは?

英検1級は、大学上級程度の問題が出題されます。英検1級のリスニングではどんな問題が出題されるのでしょうか。問題の内容を見てみましょう。

会話文を聞いて答える問題

リスニング問題のPart1は、会話文の内容を聞いた後に放送される質問の答えを4つの選択肢から解答するもの。全10問出題されます。問題は基本的に男女2名による会話が放送されますが、1問は男女3名での会話もあります。会話の分量が多いので、よく聞いてメモするのがいいでしょう。一つの会話文につき質問が2問程度あります。問題文の放送は1回だけです。

会話の内容は、家族や友人との会話、会社での同僚や上司、顧客との会話など日常会話に近いシチュエーションのものがほとんどです。税金や家計について、仕事上の取引など一部に難易度の高い単語が使われる内容になります。口語表現も使われるので、英語の知識や英語圏のコミュニケーションに関する知識も問われます。

説明を聞いて答える問題

リスニング問題のPart2は、200語程度の説明を聞いた後に放送される質問の答えを4つの選択肢から選ぶもので、全10問出題されます。一つの説明文に対して2問ずつ質問があり、質問の内容は前半と後半から1問ずつされる傾向にあるようです。

説明文の内容は、時事や社会、医療、自然、文化などさまざまな事柄をテーマに設定されています。テーマが幅広いので単語力も問われます。

案内放送を聞いて答える問題

リスニング問題のPart3は、Real-life形式の放送内容を聞き、質問に対する答えを4つの選択肢の中から解答します。全5問出題されます。Real-life放送とは、生活の中で耳にする案内放送や、電話などの音声ガイダンスを取り入れたものです。

音声の案内放送は、誰かに向けて連絡する内容のものが多いのが特徴です。誰に向けて話しているのか、連絡の内容を正確に聞き取る力が求められます。

インタビューを聞いて答える問題

リスニング問題Part4では、3分程度のインタビューを聞いて出題される質問の解答を4つの選択肢から解答します。一つの問題につき2問の質問があります。

ラジオ番組のようにゲストがいて、その人にインタビューするのが主な内容です。インタビュアーが仕事の内容や、仕事をするときに心がけていることなどをゲストに質問します。

形式に当てはまったトークではなく、ゲストが自由に話すため、日常会話に近いナチュラルなスピードと口語表現が混在しているのが特徴です。話す人によっては聞き取りにくいことがあるかもしれません。