英検2級の面接を対策するには?2次試験の流れと合格するコツを紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

2次試験に合格するコツ

ここからは、2次試験に合格するためのコツを紹介していきます。英検2級の2次試験に設けられている面接は英単語や文法を理解できているだけでなく、しっかりとしたコミュニケーションができるのかもチェックされています。面接本番で堂々とした態度で会話ができるよう、できるだけ早い段階でコツをつかんでおきましょう。

問題の絵と文章でイメージ

先に述べたように、英検2級の面接試験では、英文とイラストで構成されている問題カードに対して面接官が受験者の考えを問うという形式で進められます。そして、2次試験に合格するコツは、問題の絵と文章でイメージをつかむことです。

英検2級で出題される英文はおおよそ60語で構成されており、この内容を把握する時間は20秒です。また、イラストは3つ使用されるため一つ一つの単語を和訳し、意味をていねいに読み解く時間はありません。そのために、大枠を把握するため方法として問題の絵と文章でイメージをつかむことが有効なのです。

特定のフレーズに注意する

「in this way」「by doing so」「so」の3つのフレーズは、英検2級の面接試験に合格するために、第一に着目すべき英単語と言われています。「in this way」「by doing so」「so」は、日本語で言うところの「すなわち」「だから」といった接続詞に使われる単語であり、このあとにはほぼ間違いなく結論が置かれます。さらに、過去の出題傾向からもほぼ100%の割合で、この単語に続く内容が問われていることも分かっています。

自信を持って問題に答える

英検2級に限ったことではありませんが、面接試験はコミュニケーション能力も合否を決める重要なポイントです。できるだけ自信を持って問題に答えることも、合格するためのコツと言えます。

自分の立場意見を持つ

実は英検2級では、あまり論理的な思考を持ち合わせているかは重要視されていません。それよりも、自分の考えを明確に表現できるかどうかに重きが置かれているため、まずは自分の立場を分かりやすく表現することが合格するためのコツとなります。

面接官からの質問に対して考えがまとまっていない状態でも、「I agree.」か「I disagree.」「Yes.」「No.」の4つの言い回しから適切なものを話すことが有効な対処法とされています。

理由は2文以上で答える

英検2級の面接試験に合格するための指標は、自分の意見の理由を2文以上続けて答えられることです。まずは面接官の質問に、「I agree.」か「I disagree.」「Yes.」「No.」で答え、そのあとに「A. Also, B.」「A. B.」のどちらかの形で自分の意見の理由を2文以上の長さで答えましょう。

練習すれば上手くなる

英語を用いた面接と聞いた瞬間に難しいというイメージを持ってしまいがちですが、日常的な練習で十分に対策ができる範囲です。また、資格試験であるため過去の出題傾向が分かれば、突飛な問題が出題されることはまずありません。基本的な英語力を向上させながら、面接の空気になれるための練習を繰り返しておきましょう。