生活費をおさえる方法5選
4人家族の場合の平均的な生活費や支出の内訳については分かりましたが、それでは実際に生活費をおさえるためには、具体的にどのようなことをするといいのでしょうか。
ここでは、毎日の生活の中で実際に生活費をおさえるための方法5選をご紹介します。これらを参考にして、毎月の家計を少しでも余裕のあるものにし、将来のための貯蓄へまわしましょう。
家計簿で支出を見える化する
自分の家では1ヶ月生活するのにどの程度のお金が必要で、どこに多くお金を使っているのか、ということを知るためには家計簿が必須です。
家計簿をつけたことがないという方は、まずは家計簿をつけることにより、1ヶ月の支出を「見える化」しましょう。自分の家の家計を把握することにより、「予算」を立てることができるようになります。
家賃や通信費などの固定費を減らす
家計の節約に取り組む上で、最も効果的なのは「固定費を減らす」ことです。固定費とは、毎月決まってかかるお金のことで、家賃や携帯電話、自宅のパソコン用のインターネットの通信費などを指します。
毎月決まってかかるので、節約の対象として意識がしにくい項目ですが、いったん見直してしまえばその後は自動的に同じ状態が維持できますので、まずはここから手をつけましょう。
手取りの金額に対して、住んでいる家は妥当なのかを再考してみましょう。また、通信費の高いスマートフォンから格安スマホへの乗り換えも節約効果が大きいです。1人1万円以上かかっていた通信費が2,000~3,000円にまで安くなる場合もありますので、ぜひとも検討したいところです。
参考
<みんなの平均>4人家族 1か月の生活費の平均は? |タマルWeb|イオン銀行
掛け捨て型を選んで保険料を減らす
子供が生まれたら生命保険の切り替えを検討する方も多いでしょう。生命保険はさまざまな種類があり、どれを選択したらいいか迷うものですが、基本的には親が他界してしまったときに備えて死亡保険に入っておくのが必須です。
返戻金がある保険の場合には、掛け金もその分上乗せされていますので、月々の支払い額は高額になりがちです。
そこで、死亡保障は子供が18歳や大学を卒業するまでなど一定の期間を設けたり、成長するにつれて必要な補償額が少なくなるような「掛け捨て型」の保険に切り替えることで、毎月の支出をおさえましょう。
医療保険やがん保険については賛否両論ありますので、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談したり、自分で書籍を調べるなどして、のちのち後悔しないよう家族ともよく相談し、加入とプランを検討しましょう。