留学のデメリットを小さくするための5つのコツ
ここでは、デメリットをデメリットのままにさせないためのコツを5つご紹介します。
留学の目的を明確にする
留学を終えて、留学中に特に何も得るものがなかったという結末にしてはいけません。お金と時間を使っていますし、応援してくれている人もいるはずです。そして何より、自分自身のために、「留学をした成果」を持っておくことは大切です。
そこで重要になってくるのが、「留学の目的」です。目的を明確に持つことで、自分の成長を知ることができますし、やるべきことも見えてきます。「語学力を向上させる」「海外の友達をたくさん作る」「積極的に挑戦できるようになる」など、目的は人それぞで大丈夫です。なるべく目的を明確にしましょう。
自炊を心掛ける
留学のデメリットとして挙げられるのが、留学にかかる高い費用です。学費、航空券代金、家賃、その他の生活費など、年間で数百万円単位の費用が発生します。日本に住んでいれば、アルバイトをしながら学業に励むことで、多少なりとも収入を得ることもできますが、海外留学の場合はアルバイトしている時間を作れるとも限りませんし、労働時間も制限されていることが多いものです。
少しでもコストを抑えるためには、自炊をすることをおすすめします。食文化が異なる国や地域では、自炊をすることが健康維持にもつながります。料理のレシピアプリやインターネットで調べれば調理はできます。さらに、自炊をしていれば、現地で友人になった人にも日本食を振る舞うことができるかもしれません。
奨学金や助成金を調べる
先ほどご紹介したように、留学にかかる費用は決して安価ではありません。そしてその中でも一番費用がかかるのは学費です。この学費を軽減する、または無料にすることができれば留学への金銭的なハードルは一気に低くなります。
アメリカやヨーロッパの大学では、その国や地域の居住者以外の学費は高い傾向にあります。しかし、奨学金もいくつか用意されています。また、日本国内にも奨学金提供してくれる団体や組織が存在しています。卒業後に返済していかなければいけないローン型の奨学金もありますが、それも踏まえて事前に調べると可能性は広がっていきます。
日本人コミュニティーに浸からない
「留学したのに、語学力があまり伸びなかった」とならないためには、日本人コミュニティーに浸かりきってしまわないことが大事です。日本人同士でいつも一緒にいると、どうしても日本語での会話が多くなります。そうすると、せっかく留学しているのに、現地の言葉や文化を学ぶことができなくなってしまいます。
ただ、日本人コミュニティーと関係を持つことは悪いことばかりでもありません。日本人にしか相談できないことを相談できたり、情報を共有できるというメリットもあります。自分の中でバランスを取って交流することをおすすめします。
就職についての情報収集を怠らない
留学した国や、日本以外での就職を考えているようであれば別ですが、日本に帰国して日本での就職を考えている場合は、日本での就職情報を集めるようにしておきましょう。
日本では4月入学、入社が一般的ですが、海外の大学の多くは、9月にスタートし6、7月に終わることが多く、必然的に日本での就職活動は「特別枠扱い」になります。周りに合わせて動けばいいわけではありません、自分で積極的に企業や友人にアプローチをして情報を集めておきましょう。
まとめ
留学をして得られるメリットはたくさんあります。そのメリットを最大化するためには、事前の下調べや準備が大切です。
留学が終わった後にどうしたいのかじっくりと考えて、子供の留学をより価値のあるものにしてあげてください。
参考
「日本人の海外留学の効果測定に関する調査研究」成果報告書|文部科学省
留学する意味ってあるの?メリット・デメリットを徹底比較|School With
留学のメリット・デメリット!留学経験者が総まとめしてみました♪|English Pedia
「海外留学のメリット」についての率直な話|留学ネット
留学のメリットはズバリこれ!僕が留学で学んだ7つのこと|留こみ!
留学することのメリット|海外留学のワールドアベニュー
海外留学のデメリット10選<完結編>|rokA
海外留学をする7つのメリット|山口大学
留学のメリット|トビタテ!留学JAPAN