国ごとの留学の特色
留学を受け入れている国は多くありますが、主要6か国をご紹介します。
(参照元:留学を国で選ぶ|海外教育研究所)
アメリカ
世界トップクラスのハーバード大学やマサチューセッツ工科大学があるアメリカは、世界をリードする人間教育に力を注いでいます。
アメリカ国内の留学先の選択肢が多く、他民族文化の中で国際的な視野が身につきます。また、世界の標準英語である訛りのないアメリカン英語を習得できるのも魅力です。
留学先は郊外の安全なロケーションの私立校になるとはいえ、日本より治安が悪いことに注意しましょう。教育文化が日本とは異なり、グループトークが多く、レポートなどの課題も多く出題される点で覚悟が必要です。
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アメリカ留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!|SchoolWith
カナダ
北アメリカに位置し広大な国土のカナダは、地域によって雰囲気が異なる国です。多くの移民が集まり平和に共存しており、大自然の中で質の高い教育を受けることができます。
カナダは他の国と比べて幅広い年齢層を受け入れる留学プログラムが用意されています。ワーキングホリデー制度があり、18~30歳の日本国民に最大1年間カナダに滞在することを許可するビザが発行されるため、長期的な留学を堪能することができます。カナダの公用語である英語とフランス語の2か国語留学できるのも魅力です。
観光地が充実していることや治安が良いことで人気の留学国ですが、日本人が多いため語学力の成長に伸び悩む留学生が多いと言われます。
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カナダ留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!|SchoolWith
イギリス
アメリカと並んで世界の経済的、文化的な牽引国であるイギリスには、ケンブリッジ大学などの世界トップレベルの教育機関が多く存在しています。英語や全寮制の学校の発祥の地で、質の高い教育が評判です。
日本とは文化的な常識や教育制度に違う点が多いことから日本人には不人気な留学国ですが、語学力を磨きたい人や国際的に活躍する力を身につけたい人には向いている国でしょう。学べる英語はクイーンズイングリッシュで、訛りはありますが正統な英語です。
さまざまな観光地を楽しめ、治安も比較的良いでのですが、食が合わない点や物価が高い点が心配されます。
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イギリス留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!|SchoolWith
スイス
国内には多くの国際機関の本部が置かれ、永世中立国として世界的に認められています。
世界で唯一4つの公用語が学べるのが魅力です。スイスでは他国と異なり、5歳の幼児から寮でお世話をしてくれる人が付き、世界一と評される教育を受けることができるため、さまざまな国のエリート層の子供が留学先に選びます。
スイスは日本よりも治安が良いと言われる国なので安心して留学できますが、物価がかなり高く費用面での不安があります。娯楽は少なく、観光地として気楽に遊びに行けるレジャーはありません。
また、英語はできて当然という風潮があるため、英語が話せない人にはハードルが高い留学先と言えます。
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スイス留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!|SchoolWith
オーストラリア
オーストラリアは南半球に位置し、日本と季節が真逆になる国です。1年を通して温暖な気候で、留学先となる都市では勉強と観光をバランス良く経験できるのが人気です。そのため、留学地域や学校の選択肢が多いのが特長です。
多民族国家で多種多様な価値観を学ぶことができ、国際感覚を身につけることができます。
ただし、学べる英語がオージーイングリッシュで特徴的な訛りや発声方法であるため、一般的な英語を学びたい方には向きません。また、地域によっては日本人だらけなので語学力の向上に苦労する場合があります。
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オーストラリア留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!|SchoolWith
ニュージーランド
ニュージーランドは南半球に位置する自然豊かな国で、日本のような四季があります。人柄の良い国と言われ、治安も良いため人気の留学先です。物価は高いですが、学生ビザでも現地で働くことができるため、費用面での心配は比較的少なくてすみます。
イギリス統治下にあった歴史から、学べる英語はネイティブイングリッシュです。
自然災害の多い国であるため常に備えが必要です。また、留学先のほとんどが田舎であるため生活面での利便性が高くありません。貴重とされる水の使用には制限を設ける家庭が多いため、使う前に確認が必要です。
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ニュージーランド留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!|SchoolWith